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大谷翔平の歴史的1年まとめ 115年ぶり快挙も…「50-50」「イチロー&松井超え」衝撃記録ズラリ

THE ANSWER / 2024年9月30日 6時47分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■MLB7年目のレギュラーシーズン終了

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場。4打数1安打1盗塁で、チームは2-1で勝利した。これがレギュラーシーズン最終戦。エンゼルスからの移籍1年目は打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁となった。首位打者争いでアラエス(パドレス)に及ばず、3冠王こそ逃したが、打者に専念した今季もメジャー史上初の50本塁打&50盗塁(50-50)をはじめ、数々の記録を打ち立てる歴史的シーズンとなった。

 ドジャース移籍1年目。昨年受けた右ひじの手術の影響から、今季は打者に専念。全試合指名打者として出場した。強豪の3年連続地区優勝に貢献。打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを上回った。

 本塁打54は2021年に自身が記録していた日本人記録(46)を上回るだけでなく、2001年にショーン・グリーンがマークしていた球団記録(49)を更新した。134得点は1958年にロサンゼルスに移転して以降の球団記録(131)を更新。長打数99も、1930年にベーブ・ハーマンが残していた「94」を越える94年ぶりの記録更新となった。

 偉大な先輩2人の日本人記録も塗り替えた。130打点は、2005年に松井秀喜(ヤンキース)がマークしていた116を大きく上回り、59盗塁も2001年のイチロー(マリナーズ)が記録した56を更新。今季は驚異の盗塁成功率で打って走っての躍動だった。

 史上6人目の40本塁打&40盗塁(40-40)だけでなく、史上初の50-50まで達成。さらに3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」も日本人として初めて達成。メジャーでは26人目の偉業となった。MLB公式サイトによると、本塁打と盗塁の両方でMLBのトップ2となったのは、1908年のホーナス・ワグナー、1909年のタイ・カッブ以来115年ぶり。細かい記録を見れば枚挙にいとまがない。

 驚異の数値は打球速度にも表れており、さらにMLB公式のサラ・ラングス記者のXによると、2015年にスタットキャストによる打球計測が始まって以降、ドジャースの打球速度トップ10は大谷が独占。1位は4月27日(同28日)に放った119.2マイル(約191.8キロ)の単打だった。

 昨年12月に10年総額7億ドル(約1014億円=発表当時)の大型契約を結んだ大谷。DHでは史上初となるMVPの最有力候補になるほど、今季も躍動を見せた。メジャー7年目、自身初のポストシーズンでも大暴れに期待したい。(THE ANSWER編集部)

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