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大谷翔平に続く「40-40」は雨に消え… ガーディアンズ32歳が残した一言に指揮官称賛「これぞ彼なんだ」

THE ANSWER / 2024年9月30日 21時3分

ガーディアンズのホセ・ラミレス【写真:ロイター】

■最終戦はまさかの荒天中止、代替もなし

 大記録は雨とともに消えた。米大リーグ・ガーディアンズは29日(日本時間30日)に本拠地クリーブランドでアストロズと今季最終戦を行う予定だったが、悪天候のために中止となった。今季39本塁打&41盗塁をマークし、ドジャース・大谷翔平投手に続く今季2人目の「40-40」を目前にしていたガーディアンズの32歳ホセ・ラミレス内野手は、打席に立つことなくレギュラーシーズンを終了。それでも指揮官は「これぞ彼なんだ」とラミレスの態度を称賛。地元メディアが伝えている。

 試合開催を信じて球場で待機した両チームだったが、天候の回復が見込めないために中止が決定。すでにポストシーズンのシード順も確定しているため、試合は延期されることなく、開催自体がキャンセルとなった。

 この試合にはラミレスの「40-40」到達なるかが注目の的だったが、結局はチャレンジすらできずに終了。これについて米オハイオ州地元メディア「クリーブランド.com」はスティーブン・ボート監督の談話を紹介。「彼は『来年達成するよ』といった感じだった。これだけだった。これぞ彼なんだよ。彼は勝ちたいんだ。残念ながら最後のチャンスは得られなかった」と無念さを示しつつも、ラミレスの態度を称賛した。

 指揮官は「ウィルヤー・アブレイユがボストンでの試合で彼(ラミレス)の本塁打を4、5度ほど強奪した。コロラドではフェンス上部に当たる三塁打もあった。シーズンを振り返ると、彼は既に達成していた感じがするんだ」と「40-40」に値する活躍を見せていたことに言及。

 その中で「この仕事で私が一番好きな部分は、彼が正しい方法で毎日プレーするのを見ることだ。仕事をこなし、勝つために試合をすれば、シーズン終盤には結果はついてくるものだ。彼はその典型的な例。我々の若手選手がそれを見られるのは素晴らしいことだ」とラミレスの野球に対する向き合い方に、改めて賛辞を贈っていた。(THE ANSWER編集部)

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