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「今季はどう見ても失敗」 MLBワースト121敗最弱球団オーナーが異例の長文謝罪「責任を認識している」

THE ANSWER / 2024年10月1日 6時43分

ホワイトソックス【写真:ロイター】

■最終戦は勝利

 米大リーグのア・リーグ中地区で、121敗という歴史的な惨敗を喫してシーズンを終えたホワイトソックスが、異例の謝罪を行った。公式SNSに公開した謝罪文の冒頭で「恥ずべきシーズン」と断言。“明るい兆し”があることを示しながらも、新監督の選定を含め、組織の再構築をファンに約束している。

 29日(日本時間30日)の敵地タイガース戦に9-5で勝ち、歴史的シーズン最終戦を終えたホワイトソックス。試合後には公式X(旧ツイッター)を更新し、「ホワイトソックスのファンの皆さんへ」と題した長文を掲載した。

 オーナーのジェリー・ラインズドルフ氏の署名で「今シーズンの我々のパフォーマンスはどう見ても失敗でした。この組織のリーダーとして、これは私の最も重要な責任です。言い訳はできません」とつづり「この本当に恥ずべきシーズンだったにもかかわらず、応援し続けてくれた皆さんに感謝をしたいです。今シーズンのパフォーマンスは完全に受け入れられないもので、ファンの方からの様々な反応や感情については完全に理解できるものです」などと続けた。

 組織の再構築を進めていることを示したうえで、新監督については「すでに、クラブハウスとダグアウトでホワイトソックスを率いるための幅広い候補者を徹底的に探し始めています」と選定中としている。

 メッツが1962年に記録した120敗のメジャーワースト記録を更新。暗い話題が覆う中でも「我々の将来にポジティブになれる理由となる明るい出来事がありました」として、傘下の2Aチームがサザンリーグでタイトルを獲得し、1Aチームも躍進したことを報告したうえで「我々の組織は、将来有望な非常に才能ある選手の層を構築しました」といった話題にも触れた。

 とはいえ「今シーズンでのすべての敗北、セーブの失敗、守備のミス、完封、スイープは心が痛むものでした。我々全員にとって、長くて苦しいシーズンでした。皆さんの信頼、注目、時間、サポートを得ることが我々の責任だと日々、認識しています」と反省の弁。「このオフシーズンでより良いチームになるために日々励む中で、その姿勢を貫くことを誓います」と立て直しを進めていくことをファンに約束した。(THE ANSWER編集部)

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