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記録ラッシュの大谷でも「65」も足りない 首位打者でさえ51差…不変すぎるイチローの伝説

THE ANSWER / 2024年10月1日 10時56分

イチロー氏(左)とドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

■MLBはレギュラーシーズン全日程が終了

 米大リーグは9月30日(日本時間10月1日)、レギュラーシーズン全日程が終了した。これで個人成績も確定。ドジャースの大谷翔平投手は54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得した。日本人最多となる59盗塁で前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」に到達。キャリアハイの打率.310を残し、日本人初のトリプルスリーも達成するなど記録ずくめの1年だったが、それでも届かない数字があった。

 メジャー7年目の大谷は打撃成績で軒並みキャリアハイを更新。54本塁打、130打点、134得点、59盗塁はいずれも日本人歴代トップだ。打率.310、197安打も自身最高。メジャー史上初の「50-50」を達成するなど、まさに歴史的なシーズンだった。数々の記録を塗り替えた大谷だったが、それでも遥かに及ばない数字がある。イチロー氏がマリナーズ時代の2004年にマークした史上最多の262安打だ。

 イチロー氏はこの年、704打数262安打で驚異の打率.372をマーク。ジョージ・シスラー氏が1920年から保持していた257安打のシーズン最多安打記録を84年ぶりに塗り替えた。大谷も今季は自身初の200安打にあと3本まで迫ったが、262安打には「65」及ばない。今季両リーグトップの打率.332を記録し、安打数でもトップに立つロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手でさえも、211安打で51本差だ。

 今季200安打の大台に乗せたのはウィットJr.と、大谷と首位打者を争ったルイス・アラエス内野手(パドレス)の2人だけ。昨季は217安打のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)を筆頭に3人いたものの、2022年、2021年はゼロと高い壁になっている。それを遥かに上回る262安打。大谷が数々の記録を更新した1年だけに、その「アンタッチャブル」さがまた際立つ形になった。(THE ANSWER編集部)

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