大谷翔平、ジャッジ超え以外にもあった「80」の珍事 一人で独走するあまり「1-2」=「2-23」に
THE ANSWER / 2024年10月1日 16時33分
■今季23年ぶりに到達した400塁打
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、メジャー7年目のレギュラーシーズン全日程を終えた。54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠を獲得。キャリアハイの打率.310をマークし、日本人初のトリプルスリーも達成した。さらに日本人最多となる59盗塁で前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」にも到達。空前の記録ラッシュとなった中、ある数字がリーグを独走し、ちょっとした珍事が発生した。米識者が伝えている。
今季の大谷はパワーだけでなくスピードでも卓越したところを見せ、「50-50」どころか「54-59」まで数字を伸ばした。欠場はわずか3試合で、159試合に出場。MLBが公式に集計しているものだけでも、実に20部門でチームトップの数字を残した。
その中で目を引く数字となったのが塁打数。大谷は最終戦となったロッキーズ戦の第4打席で右前打を放ち、今季の塁打数が「411」に到達。400塁打は2001年にサミー・ソーサら4人が到達したのが最後で、23年ぶりの大台突破となった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は392塁打にとどまり、MLB全体でトップの数値だった。
これについてMLB専門ポッドキャスト番組「ベースボール・イズ・デッド」のホストを務めるジェイヘイ氏は自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニと、ナ・リーグ塁打数2位の打者(マルセル・オズナ)との差は80で、これはオズナと、ナ・リーグ塁打数24位の打者(ルイス・アラエス250)との差と同じである」と投稿した。
実際は、塁打数「331」のオズナと「80」差がついたのは「251」で同23位のイアン・ハップ(カブス)となっているが、いずれにしても1位と2位の差と、2位と20位台の差が同じになる独走状態。こんなところでも、大谷の突出した成績の凄さが見えている。(THE ANSWER編集部)
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