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バレーNL福岡大会の運営舞台裏に迫った番組放送 過去最高8万人超を動員、関田「新しい大会の在り方考えるキッカケに」

THE ANSWER / 2024年10月1日 12時54分

福岡大会のファンゾーンで交流する男子日本代表・関田

■10月4日に放送

 2024年10月4日、NHK WORLD-JAPAN/jibtvにて「新しいスポーツ世界大会への挑戦~バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会~」が放送されると発表された。今年6月に開催され、世界的に注目を集め、過去最高8万4521人もの観客動員に成功したバレーボールネーションズリーグ2024福岡大会。番組では、様々な課題を克服して大成功を収めた、大会運営の舞台裏に迫る。

 オリンピックや世界バレーと並ぶバレーボールの三大世界大会の一つ「バレーボールネーションズリーグ」。2024年6月(男子大会4日~9日、女子大会11日~16日)、福岡県北九州市で開催されたこの大会は「ワンヘルス」「SDGs」の理念に基づき、商業主義に偏らない持続可能な大会運営を目指した新たな試みとして注目を集めた。

 番組では、大会の開催にあたって福岡県で中心的な役割を担った福岡県スポーツ推進基金の中平稔人さんの活躍にスポットライトを当て、スポーツの世界大会開催には多大な費用がかかる傾向が強まるなか、なぜ、人口100万に満たない日本の一地方都市でこのような大規模な国際大会が開催できたのか、その真相に迫る。

 本大会では、既存の施設を最大限に活用し、仮設の試合会場やトレーニング施設を設置するなど、環境負荷を抑えるための工夫が数多く取り入れられた。まず、フードロス削減に向けた新しい取り組みとして、国内外から集まった延べ2000人以上のスタッフに、廃棄されやすい弁当ではなく、地元のレストランやキッチンカーで利用できるミールクーポンを提供。さらに、応援に欠かせないスティックバルーンの徹底した回収と、環境に配慮した処理方法が採用されるなど、持続可能な大会運営が追求された。


女子大会にも数多くの観客が集まった

■関田「ファンの方々と今までにない距離感でプレーができた」

 また、選手のトレーニング施設を会場に隣接させることで、選手ファーストの環境が整えられると同時に、選手と観客が近い距離で交流できるファンゾーンや特別チアゾーンを設置することで、観客と選手の一体感を生む仕掛けも施された。さらには、地元の小学生1600名を招待。試合を観戦するだけでなく、勝ったチームの選手に直接、花束を渡すという特別な体験を通じて、次世代の子供たちにスポーツの魅力を伝える試みも行われた。

 持続可能なスポーツ大会のあるべき姿を追求し、未来へのレガシーを残すことを目指した、新しい挑戦は必見だ。

 男子日本代表としてプレーした関田誠大は「福岡で開催されたネーションズリーグは、ファンの方々と今までにない距離感で、プレーができ、声援が本当に後押しになりました。また我々日本代表だけでなく、他国の試合にも多くの方々が足を運んでくれたと聞き、バレーボール熱が高まってきていることを実感した大会でもありました。そういった大会を作って下さったスタッフの皆様が、どういう想いで開催したかを感じられる内容になっているので、沢山の方にこの放送を通して、新しいスポーツ大会の在り方を考えるキッカケになり、次世代に繋いでいって欲しいと思いました」とコメントしている。

 番組は日本およびアジアの最新情報を世界中の視聴者に提供しているNHK WORLD-JAPAN/jibtvで放送。約160の国と地域で約3億8000万世帯が視聴可能。衛星、ケーブルテレビ、地上デジタル放送で視聴可能となっている。番組は放送と同時に日本国際放送のウェブサイトでVOD配信される。放送後はYouTube JIBTV公式チャンネルにて配信される。(THE ANSWER編集部)

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