ジャッジに「ほんの少し優位性」 大谷翔平との比較で米敏腕記者が持論「指標を見れば…」
THE ANSWER / 2024年10月4日 19時33分
■「54-59」と58発144打点はどちらが上?
今季の米大リーグでは、突き抜けた成績を残した2人の選手がいる。ドジャースの大谷翔平投手は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成するどころか、54本塁打、59盗塁まで数字を伸ばした。打力で大谷の上を行くのがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手で、58本塁打、144打点でア・リーグの2冠に輝いた。2人はどちらが優れた選手なのかと各所で論争が繰り広げられている。
米カリフォルニア州の地元局「KNBC」も「ショウヘイ・オオタニかアーロン・ジャッジか? どちらが優れたMLBシーズンを過ごしたか」という記事を掲載。MLB専門局「MLBネットワーク」の敏腕記者として知られるモロシ氏の見方を紹介している。
ジャッジについては「野手として史上最高のオールラウンドなシーズンを過ごした」とし「指標を見れば史上トップ10に入る。空振りが減少し、2022年よりも危険な選手になっている。ポストシーズンでヤンキースと対戦するチームにとってはとても恐ろしいことだ」と、プレー内容としてはシーズン62本塁打のア・リーグ新記録を樹立した2022年を超えていると見ている。
一方の大谷は「ショウヘイ・オオタニは単純明快。オールラウンドだ」とし、スピードとパワーを高いレベルで両立させたことを称賛。比較の際に問題となる、DHとしての出場しかなかったことについては「今季は守備をしなかったので、そういう意味では体力的にもつらいポジションで9イニング守っているジャッジに、ほんの少し優位性があると言えるかもしれない」と持論を展開した。
それでも2人に優劣はつけがたいようで「でも半々だ。これ以上良いシーズンはない。だから、間違った答えはないと言えるだろう」と、どちらが上とする意見にも理由はあると言いたげだった。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ジャッジが「絶対に勝っている」 “大谷が格上”を完全否定…強気な米報道「信じられない」
Full-Count / 2024年10月3日 20時40分
-
大谷翔平がジャッジに“圧勝” 78.5%が支持…史上初続出の歴史的1年のリアル評価
Full-Count / 2024年9月29日 19時33分
-
大谷翔平のスタッツは「無駄な数字じゃない」 ジャッジとの比較に元新人王が持論「インパクトある」
THE ANSWER / 2024年9月13日 11時53分
-
DH専任でも大谷の僅差勝ち「ジャッジに申し訳ないが…」 米記者が議論、多数がオオタニ派の理由
THE ANSWER / 2024年9月10日 21時3分
-
大谷VSジャッジは「論外」 “2位”にも大谷を挙げない米記者の根拠「してないことを無視できない」
THE ANSWER / 2024年9月8日 21時3分
ランキング
-
1セの盗塁に異変「なんでこんなに少ない」 80年ぶりの“珍事”か…X騒然「やばすぎ」
Full-Count / 2024年10月4日 16時43分
-
2「大谷翔平が現れて屈辱的か?」とベッツに失礼な質問連発の司会者「リスペクトのかけらもない」
東スポWEB / 2024年10月4日 15時9分
-
3ドジャースファン“締め出し” パ軍の異例対応を米批判「とても非常識」「やめさせるべき」
Full-Count / 2024年10月4日 8時8分
-
4「深い溝」を噂されてきたイチロー(50)と松井秀喜(50)が雪解け? 抜群の集客力に巨人からのラブコールは加速するか
文春オンライン / 2024年10月4日 17時0分
-
5阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月4日 11時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください