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ベッツさえ「彼には勝てない」 同僚を“絶望”させた大谷翔平の凄み 通算212勝左腕も「言葉がないよ」

THE ANSWER / 2024年10月4日 15時13分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷の才能に驚き呆れるドジャース選手が続出

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は今季、史上初の「50本塁打&50盗塁」を飛び越え「54-59」まで伸ばしてレギュラーシーズンを終えた。異次元の数字に誰よりも驚かされたのは、同じグラウンドで戦っていたチームメートだ。様々な言葉で大谷の“異次元ぶり”を語っている。

 大谷と1、2番コンビを組むことが多かったムーキー・ベッツ内野手は、レギュラーシーズン終了直後の9月30日(日本時間10月1日)に出演した米放送局「ABC」の人気番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で「人生ずっと懸命に努力してきて、最高になりたいと思うだろ? でもどれだけ努力したって、彼には勝てないんだ」と、もはや呆れ口調で大谷を称えた。足の速さを比べられても「彼はほとんど誰にだって勝つだろうね」とお手上げの様子だった。

 通算212勝エースのクレイトン・カーショー投手に「言葉がないよ。あんなの見たことがない」と言わしめたのは7月21日(同22日)に本拠地で行われたレッドソックス戦だった。大谷は5回の第3打席で右中間へ特大の30号。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離473フィート(約144メートル)という爆速特大弾だった。

 米スポーツ専門局「ESPN」の放送に、ベンチ脇から出演していたカーショーは、本拠地でこれほど大きな打球を見たことがないとし「右打者があっち(レフト)に打つことはあるけど、左打者があそこまで打つのは見たことがないね。言葉がないよ。あんなの見たことがない」と繰り返した。

 また、7月2日(同3日)のダイヤモンドバックス戦で放った27号に唖然としたのが、主砲のフレディ・フリーマン内野手だ。7回の第4打席で飛び出した一発は、打球速度112マイル(約180.2キロ)、飛距離433フィート(約131.9メートル)で右翼席へ飛び込んだ。

 試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継で大谷の本塁打について問われたフリーマンは「高めのスライダーをあんな風に打ってしまうのが信じられないよね」「1-0からの高めのスライダーを打球速度112マイルだよ……。ちょっと考えられないね。俺だったらゴロだよ(笑)」と、異次元の打撃術に驚きの言葉を並べていた。(THE ANSWER編集部)

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