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ロバーツ監督が惹きつけられた大谷翔平の礼儀正しさ 「とても謙虚であり、そして…」人間性を称賛

THE ANSWER / 2024年10月5日 21時3分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■日本時間6日に地区シリーズ開幕

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)に開幕するパドレスとの地区シリーズから、MLB7年目で初のポストシーズンを戦う。10年7億ドル(約1014億円=当時)という巨額契約で入団し、MLB史上初の「50本塁打&50盗塁」に到達するなど期待にたがわぬ活躍ぶりは、野球には縁遠い欧州メディアも注目。デーブ・ロバーツ監督が、大谷について「職人肌」「礼儀正しく、とても謙虚」などと人間性について語ったことを取り上げている。

 昨秋に右肘を手術した影響で今季は投手を封印して臨んだ大谷。リハビリ中とはいえ打撃に陰りはなく、盗塁も大幅に増やして、最終的には54本塁打、59盗塁の「54-59」という前人未到の数字を残した。巨額契約も納得させる活躍ぶり。いよいよ、MLBで自身初のプレーオフを戦う。

 そんな中、英紙「ザ・ガーディアン」は「ショウヘイ・オオタニ:ドジャースの、謙虚でごくごく普通のスーパースターは、いかにして野球界最高の舞台に辿り着いたか」との見出しで記事を掲載。野球が主要スポーツでない欧州、しかも英国の老舗高級紙が扱う話題としては珍しいが、本文では「ドジャースの7億ドルのセンセーションはMLBプレーオフのデビューに向け準備をしているが、チームメイトは彼について、その非現実的な才能とは裏腹に、驚くほど地に足の着いた選手だと語る」と記した。

 本文では「デーブ・ロバーツはショウヘイ・オオタニを『職人肌』と表現する。『礼儀正しく、とても謙虚』であり、そして『誰とでも分け隔てなく接する』『正直』『毎日、どんな交流の場でも存在感があるし、人を惹きつけるものを持っている』」と記し、指揮官が感じた大谷の人となりを紹介していた。

 「ザ・ガーディアン」はディノ・エベル三塁コーチに「これらが本当のショウヘイ(の姿)なのか」と尋ねたという。するとエベルコーチは身を乗り出して「それが彼だ。本当だよ。彼はただ単にショウヘイ・オオタニという人間であることを望んでいるんだ」と伝えられた。大谷とともに迎えるポストシーズン。ロバーツ監督にとっても特別な戦いが待っている。(THE ANSWER編集部)

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