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渡邊雄太がBリーグ初出場→開始3分で3P決めた! NBAで6季プレー、千葉ジェッツ初得点に本拠地熱狂

THE ANSWER / 2024年10月5日 14時12分

開幕戦でBリーグデビューした渡邊雄太【写真:中戸川知世】

■りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦 開幕節で国内プロ初出場

 バスケットボールの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」は5日、各地で開幕節が行われ、千葉ジェッツは新本拠地「ららアリーナ 東京ベイ」で昨季の東地区王者・宇都宮ブレックスと対戦した。昨季までNBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太が移籍後初出場。開幕戦で早速実現したBリーグデビューに、1万人規模の新アリーナが大熱狂、さらに第1クォーター(Q)開始3分で早速3ポイントシュート(3P)を炸裂させた。

 コートに立つ背番号「1」に一斉にカメラが向けられた。70社以上の報道陣が駆けつけた強豪同士の開幕戦。一番の注目はやはり渡邊だった。富樫勇樹らとともに先発メンバーとして紹介されると、真っ赤に染まったスタンドはワッと歓声を上げた。日本代表の盟友、比江島慎とも対峙。尽誠学園を卒業後、11年間米国を主戦場としてきた渡邊にとって、国内プロリーグの公式戦は初出場だ。

 初得点は5-2で迎えた第1Q残り7分15秒だった。ディフェンスリバウンドを確保したムーニーからパスを受けると、自ら運び、美しいフォームで3Pを放った。大きな弧を描いたボールがリングに吸い込まれると、満員の新アリーナは熱狂。赤く染まった客席が大きく揺れた。渡邊は同1分54秒にも守備に囲まれながらフェイドアウェイの2Pを成功。第1Qだけで5得点、1アシスト、4リバウンドの躍動だ。

 29歳の渡邊は日本人最長となる6季、NBAでプレー。2023-24シーズンは2年契約を結んだサンズで開幕したが出場機会を増やせず、2月にトレードでグリズリーズに移籍。3月に負傷離脱して以降は22試合連続で欠場したままシーズンを終えていた。4月にはインスタグラムで生配信を行い、「メンタル的なこと」もあり休養していたことを告白。今季はBリーグでプレーすることも明言していた。

 移籍先が注目される中、7月11日に千葉ジェッツが契約を発表。渡邊もインスタグラムで「また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は『1』にしました。新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています! 今後も応援よろしくお願いします!」などと報告していた。(THE ANSWER編集部)

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