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野球とは縁遠い欧州紙記者が特集した大谷翔平 「誰もが彼に対して好意を…」直撃取材で聞いた逸話

THE ANSWER / 2024年10月6日 6時13分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■日本時間6日に地区シリーズ開幕

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)に開幕するパドレスとの地区シリーズから、MLB7年目で初のポストシーズンを戦う。10年7億ドル(約1014億円=当時)という巨額契約で入団し、MLB史上初の「50本塁打&50盗塁」に到達するなど期待にたがわぬ活躍ぶりは、野球には縁遠い欧州メディアも注目。チーム内では大谷に関する逸話や、デーブ・ロバーツ監督が、大谷が抱くポストシーズンへの熱意の影響力の大きさを語ったことを取り上げている。

 昨秋に右肘を手術した影響で今季は投手を封印して臨んだ大谷。リハビリ中とはいえ打撃に陰りはなく、盗塁も大幅に増やして、最終的には54本塁打、59盗塁の「54-59」という前人未到の数字を残した。巨額契約も納得させる活躍ぶり。いよいよ、MLBで自身初のプレーオフを戦う。

 そんな中、英紙「ザ・ガーディアン」は「ショウヘイ・オオタニ:ドジャースの、謙虚でごくごく普通のスーパースターは、いかにして野球界最高の舞台に辿り着いたか」との見出しで記事を掲載。野球が主要スポーツでない欧州、しかも英国の老舗高級紙が扱う話題としては珍しいが、本文では「ドジャースの7億ドルのセンセーションはMLBプレーオフのデビューに向け準備をしているが、チームメイトは彼について、その非現実的な才能とは裏腹に、驚くほど地に足の着いた選手だと語る」と記した。

 本文では、筆者がディノ・エベル三塁コーチから聞いた話として「エベルとの会話の中で、私はショウヘイ・オオタニのクラブハウスでのいくつかのエピソード、例えば(テオスカー)ヘルナンデスは彼の母国であるドミニカ共和国とオオタニの(母国)日本について話したことや、私が話を聞いた誰もが彼に対して心から好意を持っていることを詳しく話した」と大谷についての逸話を伝えている。

 また「ドジャースは土曜日から始まるパドレスとのポストシーズンに向けて準備をしているが、ロバーツ監督は、オオタニが待ち焦がれた野球界最高の舞台のデビューへの熱意と興奮は、影響力があり、ありがたいものだと語る」と記し、指揮官の談話を紹介。ロバーツ監督は「彼がずっと待ち続けていたことなんだ」「彼の集中力、興奮、喜び、そしてエネルギーがわかる。それらは私が全ての選手に対して望むことだ。すでにプレーオフに50試合出場している選手であろうと、まだ出場したことのない選手であろうと。それが成功の秘訣の一つだと思う」と語ったという。

 大谷がようやく迎えるポストシーズンの戦い。チームは大谷がもたらす好影響に期待している。(THE ANSWER編集部)

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