高め156km剛速球なのに…「あんな風に打てるべきじゃない」 大谷翔平3ランに米国で広がる衝撃
THE ANSWER / 2024年10月6日 13時22分
■地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。ポストシーズン(PS)初出場で自身初本塁打。高め剛速球を打ち砕いた一発に、米記者も仰天するほかなかった。
自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。
この一発には米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者も驚くほかない。自身のXで「97マイル(156キロ)のゾーン高めへの球をあんな風に打てるべきじゃない」と、シースが投じた高めのボールを打ち砕いたことに驚きを記した。
他にもMLB公式のドジャース番フアン・トリビオ記者が「ショウヘイ・オオタニは止められない。奴は別の惑星から来た男だ」と投稿したほか、米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者も「左膝への強烈な自打球の直後、右翼へロケットを放った。球場が揺れている」と球場の興奮ぶりを報道。見るものを魅了する一発だったと伝えている。
大谷はメジャー移籍後、エンゼルスに所属していた昨季までポストシーズン出場はなかった。今季からプレーするドジャースで初の大舞台。いきなりの活躍で、チームはまず先勝した。(THE ANSWER編集部)
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