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出場ゼロでも「必要不可欠」 44歳田臥勇太がベンチで示した存在感、渡邊雄太も「敬意忘れずに」

THE ANSWER / 2024年10月7日 7時43分

宇都宮ブレックスの田臥勇太【写真:B.LEAGUE】

■りそなグループ B.LEAGUE 2024-25

 バスケットボールの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦」は6日、宇都宮ブレックスが敵地で千葉ジェッツと対戦。60-81で敗れ、開幕2連敗を喫した。前日に44歳の誕生日を迎えた日本人初のNBA選手・田臥勇太は2日続けて出場はなかったものの、ベンチで唯一無二の存在感を発揮。エースの比江島慎も「必要不可欠な存在」と感謝した。

 後輩の胸を叩きながら、熱いメッセージを送った。14-21と7点ビハインドで迎えた第2クォーター(Q)残り8分41秒。比江島は早くも3つ目のファウルを犯し、一旦ベンチへと下がった。千葉Jの押せ押せムードがアリーナ全体に広がる中、下を向くエースに田臥が声をかけた。「逆転するにはマコの力が必要になる」。経験豊富な34歳の比江島にとっても、先輩の冷静な言葉は心に響いた。

 比江島は「ファウルじゃないとしても我慢して、ファウルじゃない状況を作るべき。コートにいるだけで脅威になるから」と田臥からもらった助言の内容を明かす。「どうしても試合中は感情的になってしまう部分もあるが、田臥さんみたいな経験がある選手からそういうアドバイスを頂くと、落ち着くし、チームにも的確なアドバイスをくれる。必要不可欠な存在だと思っています」と感謝した。

 第3Qからコートに戻った比江島はその後はファウルをもらうことなく、合計21分に出場。7得点4リバウンド2アシストと満足いく数字ではなかったものの、最後まで戦い抜いた。84-91で敗れた前日の同カードから開幕2連敗。44歳のベテラン田臥の出番はなかったが、ベンチでは時に熱く、時に冷静に味方を鼓舞し続けた。

 開幕戦前には、日本人2人目のNBA選手である渡邊雄太が田臥のもとに駆け寄って挨拶。渡邊は5日の試合後、「日本のNBA1人目の選手として、日本をずっと引っ張ってきてくれた選手。そこに対する敬意は僕も忘れずにずっと持っていたい。同じコートでプレーできなかったのは残念だが、敵チームとしてこういう場でプレーできたのは本当に光栄だった」とレジェンドへの想いを明かしていた。(THE ANSWER編集部)

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