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「1年通じて一緒にいるけど…」 大谷翔平、初のPS弾で同僚に与えた感銘「僕は彼を見て楽しむだけ」

THE ANSWER / 2024年10月7日 7時13分

パドレス戦、同点3ランを放った大谷翔平を祝福するテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】

■地区シリーズ第1戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムで行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発。2回の第2打席で1号同点3ランを放つなど、5打数2安打3打点の活躍。7-5で勝ったチームに貢献した。初のポストシーズン(PS)でいきなり活躍した大谷を同僚も称賛。試合後、テオスカー・ヘルナンデス外野手は「彼とチームメイトになれて嬉しいよ」などと活躍を称えていた。

 自身初のプレーオフ。大谷が躍動した。3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。相手先発シースの高め速球を打ち砕き、右翼席に同点3ランを突き刺した。スイング直後、大谷は絶叫。持っていたバットにむき出しの感情を込めるかのように、両手で横方向に放り投げた。ガッツポーズも飛び出し、大歓声の中でダイヤモンドを一周した。

 試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の試合後番組には、テオスカー・ヘルナンデスが登場。通算696本塁打を誇るレジェンド、アレックス・ロドリゲス氏から「私たちはここに座っていて、どれだけオオタニは素晴らしいんだと、本当に驚かされていたんだ。チームメイトとして、君の視点から、私たちと同じように感銘を受けているかい?」と質問され、こう答えている。

「スプリングトレーニングから現在まで1年を通して一緒にいるけど、このような大きな状況を経験していなかった彼が成長したところを見てきたんだ。ショウヘイはショウヘイだ。彼のようにこの試合でプレーした者はいないよ。僕はただ彼が今現在やっていることを見て楽しむだけさ。彼とチームメイトになれて嬉しいよ」

 大谷とともに、今季ドジャースに加入したヘルナンデス。4番打者として自己最多の33本塁打、99打点をマークするなどともにチームを引っ張ってきた。そんな一流選手から見ても、プレーオフで放つ大谷の輝きは別格のようだ。(THE ANSWER編集部)

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