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武豊「もう少し良ければ…」レース後に打ち明けた“一つの誤算” 凱旋門賞11度目の挑戦は11着に終わる

THE ANSWER / 2024年10月7日 0時24分

武豊【写真:Getty Images】

■G1凱旋門賞

 海外競馬のG1第103回凱旋門賞(芝2400メートル)が現地6日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われ、武豊騎乗のアルリファー(牡4・J・オブライエン、父ウートンバセット)は直線伸びずに11着に敗れた。1994年のホワイトマズルから11度目(1頭取り消し)の挑戦で、悲願の初制覇はまたもお預けとなった。勝ったのは英国馬ブルーストッキング(牝4・R・ベケット、父キャメロット)で、勝ちタイムは2分31秒58。シンエンペラーは12着に終わった。

 スタートは五分に出たシンエンペラー。ロスアンゼルスの逃げを見ながら、前半は5~6番手の外を進んだ。フォルスストレートに差し掛かるあたりでは中団の8番手辺りに下がり、それを見る形でアルリファーも進んだ。最後の直線に差し掛かると、インの3番手から先に抜け出したブルーストッキングが早々と先頭。シンエンペラーとアルリファーは大外を回したが、伸びきれなかった。

 武騎手はレース後、グリーンチャンネルのインタビューに答え「レースが終わって、結果が全てですから厳しい結果ですね」と感想を語った。レース前、調教師からの指示は「スタート次第にはなるけど、あまり細かいところはなかった。リラックスして、最後いい脚使える馬だからという感じで。スタートがもう少し良ければもう少し前を取りたかったですけど、スタート遅かったですね。その分かな」とスタートの誤算をあげた。

 アルリファーの状態については「良かったと思いますよ」。最後の直線については「直線に向く前であまり反応はなかったですね」と振り返った。凱旋門賞については「今日ここにいて、レースに騎乗できたことが本当に幸せだなと。そういうレースですから。良い結果出せなかったですけど、楽しかったですし、やっぱりいいなとつくづく思いました」と述べた。(THE ANSWER編集部)

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