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快投ダルビッシュへ、伝説9052安打トリオから絶賛「大谷があれほど崩されるのを見たことない」「マッドサイエンティストだ」

THE ANSWER / 2024年10月7日 12時53分

ドジャース戦に先発登板したダルビッシュ有【写真:ロイター】

■地区シリーズ第2戦

 米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発登板。7回3安打1失点の好投で、10-2の勝利の立役者となった。米国の中継では、MLBのレジェンドたちも「卓越した投球をしていた」と称賛している。

 強力打線を最少失点に抑えた。ダルビッシュは初回を無失点で終えるも、3点リードの2回に犠飛で1失点。しかしその後は味方の好守もあり、ドジャース相手に1安打しか許さぬ圧巻の投球。大谷翔平との対戦では初回に空振り三振、3回に一ゴロ、6回は投ゴロで3打数無安打に仕留めた。

 試合を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の試合後番組にはアレックス・ロドリゲス氏、デービッド・オルティス氏、デレク・ジーター氏が出演。あわせて通算9052安打、1497本塁打の豪華トリオが揃ってダルビッシュに絶賛の言葉を送った。

 ロドリゲス氏は「我々3人ともダルビッシュと対戦経験が豊富だ。6回を69球で切り抜けた。レンジャーズ時代を覚えているが、当時では3回分の球数だ。マッドサイエンティストのような彼を称賛するよ」とし、「ダルビッシュは今夜、卓越した投球をしていた」と敬意を口にした。オルティス氏は「オオタニがあれほど崩されているのは見たことがない」と驚いた様子だった。

 ジーター氏も「この試合のストーリーはユウ・ダルビッシュだ。ドジャース打線のバランスを崩し続けた」と巧みな投球術に舌を巻いていた。MLB公式のサラ・ラングス記者のXによると、2014年のティム・ハドソン以来、ポストシーズンで7回以上投げて1失点以下に抑えた最年長投手となったという。38歳のダルビッシュの快投もあり、パドレスはシリーズを1勝1敗のタイに戻した。(THE ANSWER編集部)

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