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ド軍指揮官が非難した渦中のパドレス選手「仲間に当てようとするな」 食い違う両軍の主張の詳報

THE ANSWER / 2024年10月8日 21時3分

パドレスのマニー・マチャド(左)とドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

■地区シリーズ第2戦で一触即発の事態に

 米大リーグ・パドレスのマニー・マチャド内野手の行動が物議を醸している。6日(日本時間7日)、ドジャースとの敵地での地区シリーズ第2戦。マチャドはアップで使用したボールをドジャースベンチに向かって投げた。付近にいたデーブ・ロバーツ監督は非難。米スポーツ専門局「ESPN」は「ロバーツがドジャースベンチへのマチャドの送球を疑問視」という記事で両者の主張を紹介している。

 発端と見られるのは6回パドレスの攻撃中、ドジャース先発のフラハティが先頭のタティスJr.に死球を与え、次打者プロファーが捕手スミスと言い合いに。さらにフラハティが続くマチャドを空振り三振に仕留めた際には、激しい口調で何かを発していた。ESPNによると、その後三塁の守備についたマチャドがボールをドジャースベンチに投げ、ロバーツ監督付近のネットに当たったという。

 これを機に、マチャドとベンチに戻ったフラハティは口論に。ロバーツ監督は「不安にさせるものだった」「あれが私に向けられたものだったとしたら、かなり失礼なものだ。彼の意図はわからないが、私は映像を見た。ボールはなんらかの意図を持って私に向けられていた。何がそれに繋がったかはわからない」などと憤りを露わにした。

 MLB機構はドジャースの警備スタッフと連絡を取り、該当の映像を要望していると記事は紹介。しかし、情報源によると処分が科される可能性は低いという。マチャドはイニング間のウォーミングアップが終わった後は継続的にダグアウトに向けてボールを軽く投げてきたとして故意ではないと主張。バットボーイに投げ返しただけ、としているが、ドジャース側は「強く投げられた」と反論している。

■マチャド「俺の仲間に当てようとするな」

 記事は「マチャドは日曜の夜、その送球を大したことではないとしていたが、対戦相手のダグアウトに不必要なボールを投げることが普通なのか問われた時には、自身の意図をほのめかしたようにも思える」としてマチャドの発言を紹介。「私たちの最高の打者に当てようとしただろ? アウト取ってみろよ。できない。で、彼に当てるなよ」とタティスJr.への死球を故意ではないか、と示唆した。

 続けて、「彼らにはオオタニというベストプレーヤーがいるだろ? 俺たちはオオタニに当てようとなんてしてないぞ。アウトを取ろうとした、だろ? だから俺の仲間に当てようとするなよ」と大谷翔平の名前を出しつつ“警告”を発していた。ロバーツ監督は「野球人なら、3~5番が後ろに控えているのに先頭打者を故意に出塁させたりはしない。理にかなわない」と故意ではないと反論した。

 マチャドは翌日、第三者を通じて地元紙「サンディエゴ・トリビューン」にコメントを発表。「これについては昨夜試合後に話した。私はもうページをめくった。明日、自分たちのファンの前でプレーすることを楽しみにし、非常に優れたチームを相手にタフな戦いをする準備をするだけだ」と、すでに終わった話だと強調し、前を向いたという。(THE ANSWER編集部)

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