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ジャッジは「簡単にアウトを奪える選手」 “危険水域”の不振にNY記者が苦言「変えなければ…」

THE ANSWER / 2024年10月9日 12時3分

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

■地区シリーズ

 米大リーグ・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手がポストシーズン(PS)で大不振に陥っている。7日(日本時間8日)に本拠地で行われたロイヤルズとの地区シリーズ第2戦では3打数1安打1三振。得点圏での苦戦に地元ニューヨーク紙の敏腕記者も「簡単にアウトになっている」と苦言を呈している。

 米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のスポーツ専門Xは、ポッドキャスト番組「ピンストライプ・ポスト・ウィズ・ジョエル・シャーマン」の動画を公開。ホストのライアン・サンプソン氏は「打者を出しても得点できない。ジャッジはここ2試合で打てていない。三振率は危険水域だ」と語った。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」によると、ジャッジはこの試合の三振で、PSで200打席以上出場した打者の中で史上最悪の三振率34.4%をマークしたという。自身のPS通算打率も.208。今季は2試合で7打数1安打としている。

 番組内で、同紙の敏腕記者ジョエル・シャーマン氏は「得点圏で信じられないほどの問題を抱えている。彼は簡単にアウトを奪える選手になっている。申告敬遠どころか、プレッシャーのかかる場面では彼こそ勝負するべき選手だ」と説明。7度目のPSでも不振は続いており、今季残りの打席で「それを変えなければいけない。それなしで(ヤンキースは)勝てない」と力説していた。

 1勝1敗となったシリーズ。第3戦は9日(日本時間10日)、ロイヤルズの本拠地で行われる。(THE ANSWER編集部)

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