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崖っぷちドジャースの敗因は「悲惨な守備」 米番記者が辛辣「自ら掘った穴を抜け出せなかった」

THE ANSWER / 2024年10月9日 13時29分

パドレスとの地区シリーズ第3戦に5-6で敗れたドジャース【写真:Getty Images】

■地区シリーズ第3戦

 米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第3戦に5-6で敗れ、通算成績を1勝2敗とした。ムーキー・ベッツ外野手の本塁打で初回に先制するも、2回に守備のミスが重なって6失点。米記者からは「自ら掘った穴を抜け出すことができなかった」といった声が上がっている。

 ドジャースが払った代償は大きかった。1点リードの2回、先頭のマチャドに中前打を許し、続くメリルの当たりは一塁手のフリーマンが好捕。しかし、二塁への送球が走者のマチャドに当たって、無死一、三塁とピンチは広がった。続くボガーツの打球は遊撃手のロハスがキャッチ。併殺かと思われたが、二塁ベースを踏みに行ったロハスは一塁走者のメリルに及ばず、さらに一塁への送球もセーフとなる野選。その後は2点適時打と犠飛で失点すると、タティスJr.に豪快な2ランを浴びて6点を失った。

 続く3回に大谷翔平投手の中前打などで1死満塁のチャンスを作り、4番のテオスカー・ヘルナンデス外野手が中越えグランドスラムを放って1点差に追い上げたドジャース。しかし、その後はパドレス投手陣の継投に沈黙。大谷も4打数1安打2三振と振るわず、最後はイニングまたぎとなったパドレス守護神スアレスに抑え込まれ、後がなくなった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ドジャースは5-6で負けた。ナ・リーグ地区シリーズ1勝2敗となり、敗退の瀬戸際にいる」とつづり、「彼らは悲惨な守備の2回に自ら掘った穴を抜け出すことができなかった」と敗因に言及。厳しい見解を示した。(THE ANSWER編集部)

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