ド軍ベンチにいた「ベストチアリーダー役」 大谷の好プレーにも示した献身ぶり「心温まる」の声

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真：ロイター】

■地区シリーズ第4戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦で2回に右前適時打を放つなど3打数1安打1打点、2四球と貢献。チームは8-0で勝利し、2勝2敗のタイに持ち込んだ。負ければ終わりの緊張感が漂う中の一戦で、故障を抱えるフレディ・フリーマン内野手は欠場。それでも仲間を鼓舞し続けた姿に、ネット上の日本人ファンから「素晴らしいリーダー」「ベストチアリーダー役に徹してるの愛」と感激の声が上がっている。

　当初「3番・一塁」で出場予定だったものの、試合開始前にスタメンを外れたフリーマン。それでもベンチで声を出し、自分の代わりに一塁の守備に就いたマンシーが初回、パドレス先頭のアラエスの難しい打球を好捕してアウトにすると、顔をくしゃくしゃにしながら周囲と喜び合った。

　4回には大谷が二塁へタッチアップする好走塁。ここでもフリーマンはベンチで手を叩いて盛り上げた。こうした献身的な姿が中継で映し出されると、ネット上の日本人ファンからは感動の声が上がった。

「試合に出れないフリーマンがベストチアリーダー役に徹してるの愛」
「ベンチのフリーマンかわいいな」
「フリーマン、本当にナイスガイだな　自分が出れなくてもベンチでチームを鼓舞してる」
「フリーマン選手のベンチでの立ち振舞。素晴らしいリーダーだ！！」
「みんなチー厶はひとつだ！」
「ベッツのHRにベンチでエキサイトしてるフリーマン見たら泣いちゃった……」
「泣けちゃいました　チーム愛」
「フリーマン選手のチアリーダー役、素晴らしい姿勢ですね！　チームへの貢献が心温まります」

　シリーズは1日空いて、11日（同12日）にドジャースタジアムで最終第5戦を迎える。勝ったほうがメッツの待つリーグ優勝決定シリーズに進出。フリーマンの出場可否も含め、注目を集めそうだ。（THE ANSWER編集部）