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「バチバチの熱い試合に」 異例のボクシング興行、井上拓真がVS堤聖也に闘志むき出し

THE ANSWER / 2024年10月11日 16時14分

7大世界戦興行で対戦する堤聖也と井上拓真(右)【写真:中戸川知世】

■Amazon プライム・ビデオで生配信

 ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが11日、都内のホテルで会見した。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。13日のメインイベントで3度目の防衛戦に臨むWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)、挑戦者で同級2位の元日本王者・堤聖也(角海老宝石)らが意気込みを口にした。戦績は28歳の井上が20勝(5KO)1敗、28歳の堤が11勝(8KO)2分け。

 拓真がベルト死守へ胸を高鳴らせた。「コンディションも凄くいい感じ。体重も問題なく落ちている。13日の試合は自分の目標である統一戦に向けての負けられない一戦。堤選手に集中してしっかり勝ちたい」。隣りには14日にメインイベントを務めるWBC王者の中谷潤人(M.T)。着席後に言葉少なに挨拶した。

「今回は同級生同士のバチバチの熱い試合になると思うので、いろんなカードがある中で盛り上がる、一番熱い試合をしたい」

 5月の東京D興行で指名挑戦者・石田匠(井岡)に3-0の判定勝ち。初回にダウンを奪われたが、2度目の防衛に成功した。同学年の堤にはアマチュア時代に全国高校総体で勝利。リベンジに燃える挑戦者を返り討ちにする構えだ。「(相手が)凄く気合いが入っているのを感じる。それ以上の気合いを出して熱い試合にしたい。それを見ていてもらいたい」と闘志を燃やした。

 堤は昨年、国内の猛者が集った「バンタム級モンスタートーナメント」で優勝。年間表彰式で努力・敢闘賞を受賞した実力者だ。「地道な練習をコツコツ、コツコツとやってきた。やることをやったので自信を持ってリングに上がりたい」とメラメラ。王者について「良い仕上がりをした表情」と歓迎し、理想の試合展開については「僕が勝てればいい。それだけです」と話すに留めた。


会見で堂々宣言した堤聖也【写真:中戸川知世】

■堤「その質問に答える必要はない」 会見で一蹴

 会見では各選手に今後の目標に関する質問も飛んだが、「世界を獲れば自ずとその先も見えてくると思いますが、獲ってから考えること。今はその質問に答える必要はないかなと思います。とにかく世界を獲ります」と宣言。「僕の生きてきた姿が13日のリングに出る。そこを見てもらえたら」と呼びかけた。

 バンタム級の4つの世界王座はWBAに井上拓真、WBCに中谷潤人、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占。1イベント7試合の世界戦は日本初となる。拓真は「見据える先として一番戦いたいのは中谷選手。統一戦に向けて、明後日しっかり堤選手を返り討ちにして、そこから見えるものがある。まずは堤選手に集中したい」と挑戦者に視線を移した。

【13日の対戦カード】

▽WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・井上拓真(大橋)
VS
同級2位・堤聖也(角海老宝石)

▽WBC世界フライ級王座決定戦12回戦
同級1位・寺地拳四朗(BMB)
VS
同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)

▽WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
VS
同級8位タナンチャイ・チャルンパック(タイ)

▽WBO世界ライトフライ級王座決定戦12回戦
同級1位・岩田翔吉(帝拳)
VS
同級2位ハイロ・ノリエガ(スペイン)

【14日の対戦カード】

▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)
VS
同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)

▽WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦
同級1位・那須川天心(帝拳)
VS
同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)

▽WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)
VS
同級6位プメレレ・カフ(南アフリカ)

▽WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者アンソニー・オラスクアガ(米国)
VS
同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)(THE ANSWER編集部)

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