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5回0封山本由伸を大投手カーショー絶賛「誇り」「信じられない」 強力打線に“攻めの姿勢”強調

THE ANSWER / 2024年10月12日 13時10分

地区シリーズ第5戦、先発し5回0封と快投した山本由伸【写真:ロイター】

■ナ・リーグ地区シリーズ第5戦

 米大リーグのナ・リーグ地区シリーズ第5戦は11日(日本時間12日)、本拠地のドジャースがパドレスに2-0で勝ち、3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。先発の山本由伸投手が5回2安打無失点と好投。ポストシーズン初勝利を挙げた。同僚で通算212勝の大投手クレイトン・カーショーも「ヨシ、選手たちを本当に誇りに思うよ」と絶賛した。

 5日(同6日)の第1戦では3回5安打5失点と不本意な投球に終わっていた山本。この日は一転、素晴らしい投球を見せた。初回は絶好調のタティスJr.から空振り三振を奪うなど三者凡退。3回に連打で1死一、二塁のピンチを迎えたが、ここでもタティスJr.を三ゴロ併殺に仕留めた。4回、5回と3人で斬って取り、ベンチでロバーツ監督とハグ。大谷からも笑顔で労われた。

 勝てば突破、負ければ終戦の天王山を託され、堂々の投球。ダルビッシュ有との投げ合いでも注目された。ドジャース地元局「スポーツネットLA」では、シャンパンファイト中にインタビューに応じたカーショーが山本ら投手陣を称えた。

 ブルペンゲームとなった第4戦から連続での完封勝利。カーショーは「信じられないよ。ヨシで始まって……我々のブルペンの素晴らしさはいくら言っても言い足りないよ。前の試合から今日の試合まで彼らがやってくれたこと……あっちのチーム(パドレス)が2試合無得点なんて素晴らしいよ。ヨシ、選手たちを本当に誇りに思うよ」と、強打のパドレス打線を封じ込めたことを絶賛した。

 山本の投球については「彼は攻撃していた。相手を攻めていた。それが必要なんだ。誰も彼には勝てないという、そのメンタリティーが必要なんだ。彼は今夜、そのメンタリティーを持っていた。チーム全体も持っていた。誰も僕たちには勝てないってね」と重ねて称賛。特に攻めの姿勢に注目していた。

「1番・DH」で出場した大谷翔平投手は4打数無安打。ダルビッシュは7回途中2失点ながら打線の援護なく、ポストシーズン敗退が決まった。(THE ANSWER編集部)

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