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ダルビッシュ見殺しに「最悪だ」 不発のパドレス主砲が悔恨「彼は間違いなく素晴らしかった」

THE ANSWER / 2024年10月12日 14時54分

パドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】

■地区シリーズ第5戦

 米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦に先発。7回途中3安打2失点と好投もチームは0-2で完封負けした。3打数無安打に終わった4番のマニー・マチャド内野手はダルビッシュの力投を称えつつ、「援護できなかったのは最悪だった」と悔やんだ。

 勝てば突破、負ければ終戦の天王山を託されたダルビッシュ。2回にE・ヘルナンデスに先制のソロを被弾するも、多彩な変化球でドジャース打線を翻弄した。大谷翔平投手とは3度対戦し、無安打2三振。0-1と緊迫の展開が続く中、7回もマウンドに上がった。1死後、T・ヘルナンデスに左翼席に運ばれて痛恨の追加点を献上。次打者を抑えたところで無念の降板となり、悔しそうな表情を浮かべた。

 打線はドジャース投手陣の前に沈黙した。先発の山本由伸投手に5回まで2安打無失点と封じられ、4人の救援投手が繋いだ6回以降は1人のランナーも出すことができなかった。2試合続けての完封負け。ダルビッシュは敗戦投手となった。通算342発で今季も29本塁打、105打点を挙げている強打者マチャドも、ここ2戦は7打数無安打と不発に終わった。

 米カリフォルニア州地元ラジオ局「KGB」のマーティ・キャスウェル記者のYouTubeチャンネルはクラブハウスでインタビューに応じるマチャドの映像を公開。32歳の野手陣のリーダーは「彼を援護することができなかったのは最悪だった。彼は本当に素晴らしい投球をしていた。相手の優れた打線を警戒し続ける素晴らしい仕事をしていた」とダルビッシュの好投を称えつつ、無念さを口にした。

 マチャドは「彼に得点のサポートをしてあげることができなかった」と繰り返し、「間違いなく、彼は非常に素晴らしい登板だった」と力投を続けたベテラン右腕を改めて労った。(THE ANSWER編集部)

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