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ボクサー中谷潤人、対抗王者・井上拓真戦は見ない 翌日V2戦「回復に集中。自分の試合に整える」

THE ANSWER / 2024年10月13日 14時32分

前日計量に登場した中谷潤人【写真:中戸川知世】

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 ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが13日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。14日のメインイベントを務めるWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)は53.4キロ、同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)は53.2キロで一発パスした。戦績は2度目の防衛戦の26歳・中谷が28勝(21KO)、30歳のペッチが76勝(53KO)1敗。

 堂々の一発クリアで力こぶをつくった。中谷は53.4キロ。「多少体が大きくなっているので、若干厳しかったけどしっかり落とせた。パフォーマンスにぶつけたい」。身長172センチはバンタム級でも高い方だが、相手も近い高さ。あまり対戦したことのないタイプだが、「スパーリングではよくやるので。あまり気にしていないです。試合は8オンスのグラブ。楽しみたい」と待ち望んだ。

 フェースオフは長めの約20秒だったが、「いつ終わったらいいのかなと思っていた。JBCの方が合図をしてくれました」と苦笑い。体が大きくなったのはスーパーバンタム級転向を見据えているわけではないという。「大きくなったらなったでその時のコンディションをつくる感じです」。ウナギや肉でリカバリーし、当日は58キロ台でリングに上がる。

 バンタム級の4つの世界王座はWBAに井上拓真、WBCに中谷潤人、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占。1イベント7試合の世界戦は日本初となる。中谷は13日夜に3度目の防衛戦を迎える拓真との統一戦が期待されているが、対抗王者の試合は見ないという。

「リカバリーに集中します。この段階だと自分の試合が決まっていますし、しっかり整えないといけない。集中してやっていきます」

 2月に3階級制覇を達成し、7月の前戦では左ボディーストレートでわずか157秒の衝撃KO勝ちを飾った。世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」の階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」は9位に。2位の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に次ぐ世界的な評価を受けている。

【14日の対戦カードと計量体重】

▽WBC世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)、53.4キロ
VS
同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)、53.2キロ

▽WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦
同級1位・那須川天心(帝拳)、53.5キロ
VS
同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)、53.2キロ

▽WBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)、52.1キロ
VS
同級6位プメレレ・カフ(南アフリカ)、52.0キロ

▽WBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)、50.6キロ
VS
同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、50.7キロ(THE ANSWER編集部)

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