山本由伸、会心投球の後に生まれていた感動の1枚 ベンチまであと1歩で…「グッとくる」米感動

地区シリーズ第5戦で好投したドジャースの山本由伸【写真：ロイター】

■地区シリーズ第5戦

　米大リーグのナ・リーグ地区シリーズ第5戦は11日（日本時間12日）、本拠地のドジャースがパドレスに2-0で勝ち、3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。先発の山本由伸投手が5回2安打無失点と好投。引き揚げてきたベンチではデーブ・ロバーツ監督が熱いハグで出迎え。球団専属カメラマンが撮影した1枚をインスタグラムに公開すると、米ファンから「この写真売ってたら買っちゃう」「素晴らしい瞬間」といった声が上がっている。

　熱い思いを受け止めた。5回無失点に抑え、マウンドを降りた山本。ベンチまであと1歩という位置だった。まだ空には明るさが残る中、待ち構えたロバーツ監督は背番号18と抱き合った。少し長め、5秒ほどの抱擁。2人の、この試合に懸ける思いの強さが見えたシーンだった。

　中継映像でも流れたシーン。球団専属カメラマンのジョン・スーフー氏は自身のインスタグラムに「Yama Time」などとつづって写真を公開した。米ファンからも感動の声が寄せられている。

「なんてシーンなんだ!!!　ありがとう、そしておめでとう」
「ドジャースの歴史における素晴らしい瞬間」
「ジョン、美しい写真だよ。ドジャースについていろいろなストーリーを語ってくれている」
「この写真売ってたら買っちゃうよ」
「素晴らしい写真。圧巻のパフォーマンス」
「優しい気持ちになる一枚!!!」
「素晴らしい写真」
「ドジャース・ファンが待ち続けていたギフトをヨシが贈ってくれた。ポストシーズンで安定した投球!!!We love you!!!」
「グッとくるハグ。ドックがどれほどヨシを誇らしく思っているかを示しているね」
「これほんと大好き」

（画像はジョン・スーフー氏インスタグラムより）

　山本の好投から、その後を任されたブルペン陣もパドレス打線を完封。チーム一丸で勝利をつかんだドジャースは13日（同14日）から始まるリーグ優勝決定シリーズでメッツと対戦する。（THE ANSWER編集部）