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盗塁失敗の大谷翔平へ…MVP争いライバルが見せた“優しさ” 日本ファンも感動「リンドーアは紳士」

THE ANSWER / 2024年10月14日 13時33分

二塁に滑り込む大谷翔平(右)にタッチするフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

■約3か月ぶり盗塁失敗直後のやりとり

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦に「1番・DH」で先発。2回に右前適時打を放ったものの2死後、二盗に失敗した。この際にメッツの遊撃手で、リーグMVP争いのライバルという声もあるフランシスコ・リンドーア内野手が見せた行動に、日本のファンから賛辞が集まった。

 大谷は初回の打席こそ二ゴロに倒れたものの、2回1死、二塁にラックスを置いた場面でメッツ先発の千賀から右前に適時打を放った。千賀はここで降板し、投手はギャレットに交代。ベッツが二塁へのライナーに倒れて2死となった後、二盗を狙ったものの失敗した。大谷にとっては、7月22日(同23日)のジャイアンツ戦以来の盗塁失敗だった。

 二塁ベースに滑り込んだものの、勢い余ってオーバーラン。手を伸ばしてじたばたしていると、ヘルメットが脱げてしまった。リンドーアは「アウトだよ」というように再びタッチ。その後大谷のヘルメットを拾い上げて渡している。中継にも映った姿を見た日本のファンは、X上に様々なコメントを並べた。

「ありがとう」
「リンドーアは紳士」
「メットとってあげるリンドーアやさすぃ~」
「大谷さんとリンドーアが話してるの見たい」
「泥んこ。勢いつきすぎたね」
「仲良しだもんね」

 リンドーアは地元ニューヨークのメディアを中心に、遊撃守備やリーダーシップを高く評価してナ・リーグMVPに推す声もある。そんな2人が見せたつかの間のやり取りに、ファンも注目せざるを得なかったようだ。(THE ANSWER編集部)

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