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海外ボクシングで波紋、押し倒し→ロープ外に2人が転落の危険行為 「奇妙な出来事」英紙も衝撃

THE ANSWER / 2024年10月15日 7時43分

ライトヘビー級で対戦したベン・ウィテカーとリアム・キャメロン(右)【写真:ロイター】

■サウジアラビアでまさかの出来事

 海外ボクシングの試合で、まさかの出来事が波紋を呼んでいる。サウジアラビアで開催されたライトヘビー級の一戦で、クリンチから両選手がロープ外に落下。試合続行不可能でドローとなってしまった。英紙「デイリー・エクスプレス」は「奇妙な出来事」「酷い目に遭った」などと伝えている。

 8勝(5KO)無敗だったベン・ウィテカーと、23勝(10KO)6敗のリアム・キャメロン(ともに英国)の一戦。まさかの出来事が起きたのは5回だった。クリンチからキャメロンがウィテカーをロープ際に押し込んだ次の瞬間、両者がロープ外に落下してしまった。苦悶の表情を浮かべ、立ち上がれない。テクニカルドローで試合は終わった。

「デイリー・エクスプレス」の見出しでは「ベン・ウィテカーは、リアム・キャメロンとリングから落ちて入院した」と報じられた。「27歳のボクサー(ウィテカー)は、サウジアラビアでのキャメロンとの試合の第5ラウンドで奇妙な出来事に巻き込まれた。両選手はロープを越えてリングから転げ落ちた。ウィテカーの方がよりひどい目に遭ったようだ」と実際のシーンを伝えた。

 ウィテカーは車いすでリングを去り、会場で治療を受けた模様。「右足の治療を受け、その後救急車が到着してリヤド周辺の病院に搬送された。一方で、キャメロンは控室に残った」と記事では伝えられている。

「両選手がリングから落ち、審判のビクター・ロックリンが異例の形で試合を中止した。幸いにもウィテカーは椅子に戻ることはでき、回復する時間を与えられたが、リングで明らかに苦しんでいる様子だった」

 この時点で採点は58-57、57-58、58-58と互角だったこともあり、記事では「試合はスプリット判定のテクニカルドローで終了したが、これが最も正当な結果と思われた」などと伝えられていた。(THE ANSWER編集部)

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