カブス同僚が衝撃、今永昇太の姿に「そうだ、初年度だったって…」 異国でいきなり15勝に絶賛「この男は別物なんだ」
THE ANSWER / 2024年10月15日 20時3分
■今永は初年度から15勝
米大リーグ・カブスの今永昇太投手はメジャー1年目から規定投球回に到達。15勝3敗、防御率2.91とチームのエースとして活躍した。シーズン中からメディア、ファンの称賛を浴びていたが、同僚のジェイムソン・タイヨン投手は「彼の成功のレベルには驚いた」と驚きを口にしている。
タイヨンは米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」に出演。今永の投球について、驚いたか問われると「ノーでもありイエスでもあるね」と表現。スプリングトレーニングでブルペン投球などを目にしていたことで「成功したことに驚きはないよ。球速以上のストレート、本当に素晴らしいスプリット、彼は素晴らしい能力を持っていたから驚きはなかった」と能力を称賛した。
さらに「でも、彼の成功のレベルには驚いた」とコメント。異国でいきなりチーム最多の173回1/3を投げ、15勝、174奪三振といずれもチーム最多の数字を残した。今永とともに先発の柱として12勝をマークしたタイヨンは「僕たちは、彼を守ろうという感じじゃないんだよね。彼は重要な試合、環境でピッチングしたしね」と話し、さらにこう続けている。
「もし彼がもっと若かったら、彼を守って、試合から外して、リリーフを出して……。彼にはいけるとこまでいかせるんだ。僕は彼がボストンやニューヨークでの重要な試合に先発したことを覚えている。難しい打線、チームと対戦して、彼は7回まで投げて三振を奪い、可能な限りの大声で叫び、グラブをたたいて……僕は当時『そうだ、初年度だった』って思い出したことを覚えているよ」
米国ではルーキーとはいえ、日本で実績を残してきた左腕。カブスでも早々に信頼を築き上げ、重要な試合に起用され、長いイニングを投げた。マウンド上で三振を奪い、気迫を見せる堂々の姿も。「この男は別物なんだ」とタイヨンは手放しで称えていた。(THE ANSWER編集部)
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