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怪物ボンズと比較「大谷翔平は素晴らしい。でも…」 2183勝の名将「バリーは三振しなかった」

THE ANSWER / 2024年10月18日 4時43分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷、ジャッジとボンズを比較

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はドジャース移籍1年目で史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成するなど歴史的なシーズンをすごし、現在はメッツとのリーグ優勝決定シリーズを戦っている。そんな中、大リーグを代表する名将、ダスティ・ベイカー氏は、大谷と往年の名選手バリー・ボンズの比較について米メディアに語っている。

 前アストロズ監督のベイカー氏は、26年間の監督生活で通算2183勝をあげた名将。ジャイアンツ監督時代には、メジャー歴代最多本塁打となる通算762本塁打を放ったボンズを指導した。米スポーツメディア「ブリーチャーレポート」は、ベイカー氏のインタビュー動画を公開。その中で、大谷とヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジという現在の大リーグを代表する2人のホームランバッターとボンズとの比較について語っている。

 司会者から「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニはバリー・ボンズと比較できますか?」と問われたベイカー氏は、「ああ、できるよ。彼らはバリー・ボンズが往年やっていたことを成し遂げている」として、スターたちの比較について語り始めた。

 まず「バリー・ボンズも同じようにウィリー・メイズらと比べられていた」として、スターにとって過去のレジェンドとの比較がつきものだと言及。「彼がそのレベルにたどり着くまで、少なくともオオタニ以上、ジャッジとは同じくらい時間がかかっている。ジャッジがMLBで何年プレーしたかわからないけど」と続けた。

 そして「バリーと彼らの違い……成熟したバリーは、三振しなかった」と断言。続けて「ジャッジはとてもよくなっているが、バリーはより一貫性があった」と言及すると、「オオタニは素晴らしい。でも私はバリーが指名打者(DH)としてプレーするところが見たかったね。守備する必要もなく、走る必要もない。これらは身体や足でエネルギーを使う」と、主に外野手としてプレーしたボンズと、今季はDHとして結果を残した大谷の違いについても語っていた。

 最後には「これら3人全員が素晴らしいよ」と結んだベイカー氏に、司会者は「バリーがDHだったら90本塁打打ちますか?」と、ボンズが2001年にシーズン最多記録となる73本塁打を放った事を踏まえて質問。ベイカー氏は笑いながら、「分からないよ! 考えていたけどね」と、茶目っ気たっぷりに答えていた。(THE ANSWER編集部)

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