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河村勇輝がロースター入り前進か「昇格の可能性高い」 日本人4人目のNBA選手誕生へ、現地紙が指摘

THE ANSWER / 2024年10月19日 6時13分

グリズリーズの河村勇輝【写真:ロイター】

■地元紙が2ウェイ契約最後の枠の争いに注目

 北米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズとキャンプ招待契約にあたる「エグジビット10」を結んでいる河村勇輝の去就に注目が集まっている。日本人4人目のNBAデビューに近づく2ウェイ契約を結ぶことはできるか? 米地元紙は「最も可能性が高い」選手の1人として、河村の名前を挙げている。

 ここまでプレシーズンマッチ4試合に出場している河村。12日(日本時間13日)の敵地ブルズ戦では24分出場で2得点、8アシストをマークし、続く14日(同15日)の敵地ペイサーズ戦も25分の出場で10得点、7アシストを記録し存在感を誇示。1試合平均では16.9分出場、4.3得点、4.8アシストという数字を残している。

 グリズリーズは15日(同16日)、2ウェイ契約だったスコッティ・ピッペンJr.と複数年の本契約を結んだと発表。これで1チーム3枠の2ウェイ契約に空きができた。米テネシー州地元紙「メンフィス・コマーシャルアピール」は「ユウキ・カワムラはグリズリーズ最後の2ウェイ契約の座を掴むことができるか? 競争の様相」と題する記事を掲載。残り1枠は“内部昇格”の可能性が高いとした。

 その上で、「ユウキ・カワムラ、アルマンド・バコット、ミエ・オニ、マオジーニャ・ペレイラはプレシーズンを通して無保証のエグジビット10契約をグリズリーズと結んでおり、昇格の可能性が最も高い選手たちだ」と候補になる4選手を列挙。その中でも河村を“筆頭候補”として挙げた。

 記事は「カワムラはエグジビット10契約の選手の中で最も長い時間プレーしており、最も成果があったと断言できる」と称賛。7アシスト以上を2試合で記録したパス能力に加え、14日の試合では「3ポイントシュートを3本決め、得点能力も見せつけた」と称えた。さらに、チームのポイントガードの層の薄さを指摘。身長172センチながら「最終的な2ウェイ枠を獲得する大きなチャンスがある」と主張した。

 河村が結んでいる「エグジビット10」は無保証による最低年俸での契約で、開幕までに2ウェイ契約に切り替えが可能。2ウェイ契約になればNBAと、傘下Gリーグの両方の試合に出場でき、日本人4人目のNBAデビューに大きく近づく。日本人選手では、渡邊雄太(現千葉ジェッツ)が2018年7月にグリズリーズと2ウェイ契約を結び、同年10月にNBAデビューを果たしている。(THE ANSWER編集部)

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