ドジャース粉砕の崖っぷちメッツ主砲「逆境は慣れている」 逆転ワールドシリーズのミラクルへ

ドジャース戦、先制3ランを放ったメッツのピート・アロンソ【写真：ロイター】

■リーグ優勝決定シリーズ

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第5戦に「1番・DH」で4打数2安打2三振だった。6-12で敗れ、3勝2敗に。4年ぶりのワールドシリーズ進出決定はお預けとなった。メッツは崖っぷちから巻き返し、先制3ランのピート・アロンソ内野手は「逆境は慣れている」と振り返った。

　アロンソは初回に先発フラハティから先制3ラン。勢いをつくり、大量点の口火を切った。米スポーツ専門局「FOX」の試合後番組に出演し、「僕たちは今季、勝たなければ後がない試合をたくさんくぐり抜けてきた。だから、こういう状況（逆境）には良くも悪くも慣れているんだ」と堂々と語った。

　ポストシーズンは逆転勝ちの連続で勝ち上がってきたミラクルメッツ。中1日でロサンゼルスに戻り、第6戦を迎える。アロンソは「まだ試合ができるんだからワクワクしているよ。チャンスを得られることは稀だから、それを生かしたい」と力を込めた。（THE ANSWER編集部）