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井上尚弥が「本能」抑えたドヘニー戦を自ら解説「性格的に…」 25年も3試合希望「楽しみな1年」

THE ANSWER / 2024年10月21日 18時33分

収録に参加した井上尚弥【写真:浜田洋平】

■井上尚弥が収録参加

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が21日、都内でWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨んだ。9月3日に元IBF王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に7回0分16秒TKO勝ちした試合を自ら解説。「本能」を抑える場面もあったという。

 井上はスタジオでモニターに映る試合を自ら解説した。

 前戦にダウンを喫しただけに冷静に入った初回。「ドヘニーが出てくるかどうかが重要。出てこなかったので、そのドヘニーに仕掛けていく展開を取りました」。事前の印象との違いについて「違いはなかったです。(2回に)ある程度動きも見えていたし、どう試合を終わらせるかを考えていた」と振り返った。

 後ろ重心で消極的なドヘニーに徐々に攻勢を強め、7回に左ボディーなどの連打をお見舞い。すると、ドヘニーが腰を押さえながらノロノロと歩き、膝をついてダウンした。TKOが決まり、まさかの幕切れだった。

「ここからという感じがあったけど(笑)。ちょっと不完全燃焼でした。流れの作り方的にも、後半から上げて行く流れを実行できていた。行きたい気持ちを抑えるのも結構大変。それができたのは一つよかった。性格的にも熱くなる。本能ですね」

■11kg増量ドヘニーとの体重差「そこは気にならなかった」

 当日計量では、ドヘニーは前日計量から11キロも増量した66.1キロ。井上は7.4キロ重い過去最重量の62.7キロだった。3.4キロ差だったが「そこは気にはならなかった。想定はしていました」と回顧。自身については「相手がドヘニーというのもあるし、スピード勝負を選んでいなかったので、スーパーバンタム級の4試合目でどれくらい増やせるか試しました。少し重かったですね。試合後に振り返って感じました」と明かした。

 今年は7年ぶりの年間3試合を予定し、次戦に関する会見は24日に行われる。12月に首都圏で計画される次戦の相手はWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)が有力候補に挙がり、来年は米ラスベガスでの大型興行も浮上。指名挑戦権を持つ元WBA王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も井上戦を熱望している。

「来年も3試合やれたらやりたい。その中で海外の試合も入ってくる。楽しみな1年になると思います」

 収録内容がたっぷり詰まった番組「井上尚弥出演! エキサイトマッチSP『井上尚弥VSTJ・ドヘニー』『武居由樹VS比嘉大吾』」(WOWOWライブ&WOWOWオンデマンド)は、11月4日午後9時から放送。収録後の取材では「フルで試合を見たのは3、4回目。トレーニングも持続してやっているので、気持ちも次戦に持っていける」と12月に計画される次戦を見据えた。(THE ANSWER編集部)

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