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井上尚弥、中谷潤人戦を歓迎「待つしかない」 期待の夢カードに自ら言及「強い。だから興味ある」

THE ANSWER / 2024年10月21日 15時10分

収録後に取材に応じた井上尚弥【写真:浜田洋平】

■井上尚弥が収録参加

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が21日、都内で取材に応じ、将来的に対戦が期待されるWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)について自ら言及した。「PFP1位になりたい若者がいる。その若者が上がってくるのを待つしかない」と対戦を“快諾”する一言も。ボクシングの試合開催はタイミングや交渉が大きく関わるため、現時点で確定にはほど遠いが、ファンをさらに期待させる言葉が飛び出した。

 14日には中谷が衝撃的な6回TKO勝ちで2度目の防衛に成功。世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」の階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」では、2位の井上に次ぐ9位につける。目標の1位へ、世界的評価の高い井上とスーパーバンタム級で近い将来の対戦を望み、国内外のファンからも実現が期待されている。

 そんな次代の最強ボクサーに対し、この日の井上は収録後に取材対応。自身のフェザー級転向の時期の話から派生し、自ら「PFP1位になりたい若者がいる。その若者が上がってくるのを待つしかないのかな」と中谷に言及。「これだけボクシングファンが言うなら(自分で)もう口に出してもいいのかな」と笑い、こう続けた。

「(中谷が)1位を目指したいというのは、もうそういうこと(自分と対戦したいということ)じゃないですか。バンタム級で1位を目指したいのか、どこ(の階級)で1位を目指したいのかわからないですけどね。(14日の試合は)やっぱり強いなと思いました。だからこそ、自分も興味がある」

 自ら中谷に触れ、ここまで多くを語るのは珍しく、発言後には20人ほどの報道陣から「おぉー」と騒然とした声が漏れた。

 2人と共同プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEOは、8月31日の取材で来年に実現したい希望を明かしていた。中谷は練習から井上をイメージすることもあると明かしていたが、「自分としては、まだそこまで。自分は次とその次もやるべき相手がいるので、練習で意識することはないです。(対戦の)時期はわからないですね」と明かした。

 今年は7年ぶりの年間3試合を予定し、次戦に関する会見は24日に行われる。12月に首都圏で計画される次戦の相手はWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)が有力候補に挙がり、来年は米ラスベガスでの大型興行も浮上。指名挑戦権を持つ元WBA王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も井上戦を熱望している。

 仮に今年と同じペースで試合をすれば、中谷戦は早ければ25年9月か25年末になりそうだ。フェザー級転向については「(26年から?)どうですかね。まだわからないですね」と話すに留めた。

 この日はWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨み、元IBF王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に7回0分16秒TKO勝ちした9月3日の試合を自ら解説。収録された「井上尚弥出演! エキサイトマッチSP『井上尚弥VSTJ・ドヘニー』『武居由樹VS比嘉大吾』」(WOWOWライブ&WOWOWオンデマンド)は11月4日午後9時から放送される。

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