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海外競馬で「信じられない」大逆転 “拒否”する馬なだめ…100m以上後方から猛スパート

THE ANSWER / 2024年10月23日 21時3分

フランスで行われた障害競走で大逆転(写真はイメージです)

■フランスで行われた障害競走

 海外競馬で衝撃的な大逆転決着が生まれた。フランスの競馬場で行われた障害競走で、一時は先頭から100メートル以上も離された馬が最後は大逆転の差し切り勝ち。英専門サイトが動画を公開すると、海外ファンから「信じられない」といった反響が寄せられている。

 衝撃のレースの舞台となったのは、21日のフランス・コンピエーニュ競馬場。第1レースの障害競走(芝4070メートル、重)に出走した7頭は馬場内のさまざまな障害に挑んでいった。レース序盤で3頭が落馬競走中止という過酷な展開。残った4頭は急こう配の下りのバンケットに差し掛かった。

 だが、下ろうとした馬たちは躊躇してストップ。3頭が意を決して谷を下り、すぐに上っていったが、ただ1頭、イセオマドリク(騙6)だけは騎手が促しても“拒否”するかのように進んでいかず、あっという間に3頭から100メートル近く離されてしまった。

 何とかレースには残ったイセオマドリクはその後も大きく離れた後方を追走。だが、周回を重ねるうちに差を詰めていき、何とか3頭に追いついた。そして、2度目のバンケットの前へ。イセオマドリクは今度はスムーズにこれをクリアし、2番手に浮上した。最終ハードルを飛び、最後の直線ではスパートして先頭を走っていた馬を競り落とし、3番手から追い上げてきた馬にも抜かさせず1着でゴールインした。

 英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」の公式X(旧ツイッター)は「クレイジーレース!」「イセオマドリク、コンピエーニュ競馬場で序盤にライバルに100メートル差をつけられながらもポイントを獲得…」とつづって動画を公開。海外ファンからは「100メートル以上あるように見える」「今ごろ他の3頭はキッズ・パーティーで働いているよ」「ネバーギブアップ!!」「信じられない」「すげえ」といった驚きのコメントが集まっている。(THE ANSWER編集部)

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