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慶大・清原正吾は指名漏れ 6年ブランク→慶大4番で今秋2HR、父・和博氏の後追うプロ入りならず【ドラフト】

THE ANSWER / 2024年10月24日 20時29分

慶大の清原正吾【写真:産経新聞社】

■「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、慶大・清原正吾内野手は指名漏れした。プロ通算525本塁打を誇る和博氏の長男。中学、高校は野球部ではなく、6年のブランクがありながら名門の4番を務め、偉大な父が一時代を築いたプロの世界からの吉報を待っていた。

 神奈川・横浜市内の慶大日吉キャンパスには、午後4時の受付開始15分前に約30人の報道陣が列をつくった。35社59人が取材申請をした注目度。緊張感が漂う中、実際にはムービーカメラ11台を含む57人が会場モニターを見ながら指名を待った。特に和博氏が長くプレーした西武、巨人の順番が来るたびに静寂に。しかし、「清原」の名前はなかなか呼ばれず、最後の西武が「選択終了」となった瞬間、報道陣からもため息が漏れた。

 右打ち、守備位置の一塁は父と同じ。小学生時代は軟式野球に熱中したが、中学はバレーボール部、高校はアメリカンフットボール部だった。慶大で初めて硬式野球に挑戦。身長186センチ、体重90キロと父譲りの体格を誇り、パワーを武器に今春から慶大の主軸を担った。

 東京六大学野球では2年秋にリーグ戦デビュー。今年9月に初本塁打を放ち、今季は11試合で打率.200(45打数9安打)、2本塁打4打点。リーグ戦通算は29試合で打率.226(106打数24安打)、2本塁打11打点だった。今季のチームはBクラスが決定。11月9日からの早慶戦が大学最後の公式戦となる。(THE ANSWER編集部)

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