大谷翔平＆ジャッジの紳士的やり取りの裏で…同僚ベッツも放っていた尊敬の言葉「彼らは…」

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真：ロイター】

■日本時間26日にWSが開幕

　米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ（WS）は25日（日本時間26日）に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。ドジャースの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“リスペクト合戦”が話題になる中、ムーキー・ベッツ外野手もヤンキースのスターたちをべた褒め。「負かすのは難しい」としながらも「それでこそワールドシリーズ」と気持ちを高揚させている。MLB公式サイトが伝えている。

　メジャー7年目で初めてWSに出場する大谷。対戦するのは今季本塁打王のジャッジ擁するヤンキース。米国を二分する東西の人気球団同士の対決に米メディアの盛り上がりも半端ない。ジャッジが会見で大谷について「球界最高の選手」と称すれば、大谷も「ただただ嬉しいですし、僕自身は彼もベストな選手だと思う」などと“リスペクト返し”を見せるなど、紳士的なやり取りも話題になっている。

　そんな中、MLB公式サイトは「秋の祭典の大スターたちが第1戦を前に互いを称え合う」との見出しで、ファン・トリビオ記者の署名記事を掲載。ドジャースのムーキー・ベッツ外野手がジャッジとフアン・ソト外野手に対して「彼らはフィールド（球場）で何でもできるんだ」「彼らのように万能な選手がいると、負かすのは難しいよ」と称賛した発言を紹介した。

　米国では押しも押されもしないスーパースターのベッツだが、ジャッジやソトに対して一目置いている様子がうかがえる。とはいえ「でもそれが楽しいんだ。それでこそワールドシリーズというものだ」と勝負については別。はやる気持ちを抑えきれない様子だ。（THE ANSWER編集部）