ベッツ敬遠→満塁被弾 敗戦ヤンキース指揮官が歩かせた理由を説明「左VS左にしたかった」

ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真：ロイター】

■ワールドシリーズ第1戦

　米大リーグのワールドシリーズ（WS）が25日（日本時間26日）、ロサンゼルスで開幕し、ドジャースがヤンキースに延長10回、6-3で逆転勝利した。フリーマンの満塁弾で決着。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、直前の采配を会見で説明した。

　3-2とヤンキースがリードした延長10回2死二、三塁。ブーン監督は変則左腕コルテスと対峙したベッツを申告敬遠。満塁とし、フリーマンとの勝負に出た。しかし、初球を完璧に捉えられ、逆転弾で決着。劇的な敗戦を喫した。

　試合後、米ニューヨーク州地元局「YESネットワーク」公式Xはブーン監督の会見動画を公開。ベッツを敬遠したワケを聞かれると、「左VS左にしたかったんだ」と説明した。この回からマウンドに上がったコルテスは9月ぶりの登板。大舞台での起用について、ブーン監督は「マッチアップを考えてだ。実際のところ、彼はここ数週間良い投球を見せていた」と語っていた。（THE ANSWER編集部）