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ド軍フリーマン、サヨナラ弾直後に残した“名言”に米感動の嵐「私の妻は泣きそうになった」

THE ANSWER / 2024年10月26日 13時47分

延長10回、逆転サヨナラ満塁弾を放ったドジャースのフリーマン【写真:ロイター】

■ワールドシリーズ第1戦

 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで開幕し、ドジャースがヤンキースに延長10回、6-3で劇的な逆転勝利を収めた。3番・フレディ・フリーマン内野手が逆転サヨナラ満塁弾。興奮冷めやらぬ直後のインタビューで残した名言が「私の妻はこれで泣きそうになった」「どうしてこの男を好きにならずにいられようか」と感動の嵐を呼んでいる。

 2-3と追いかける延長10回2死満塁で打席に入ったフリーマン。左腕コルテスの初球を完璧に捉えた。右中間へ伸びた打球はフェンスをはるかに越えて本塁打に。フリーマンは、打った瞬間に決着を確信したようにバットを掲げ、ゆっくりと一塁へ歩き出した。場内のドジャースファンは大熱狂。本塁ではドジャースナインがフリーマンを迎え入れ、歓喜を分かち合った。

 興奮冷めやらぬ中、フリーマンはグラウンド上で米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のインタビューに対応。「夢が叶ったよ。あと3勝しないとね」と語った後、マンシーとT・ヘルナンデスから水をかけられる手荒い祝福を受けた。ホームを踏んだ後、客席の父親の元に駆け寄ったことについて尋ねられると、「彼の顔に向かってただ叫んだんだ。ごめんねパパ!」と笑って客席を指差した。

 続けて「彼は僕が小さな頃からずっとそこにいて、毎日打撃練習で投げてくれたんだ。これは僕の瞬間じゃない。彼の瞬間なんだ」と感謝の想いを述べた。自身は足首を負傷。三男マックスくんが難病の「ギラン・バレー症候群」を発症するなど、簡単ではないシーズンだった。フリーマンは「この3か月は長かったけど、ここにいるファンは僕の復帰初戦で愛を示してくれた」と感謝した。

 同局の公式Xがインタビュー映像を公開。フリーマンが残した“名言”に米ワシントン州地元紙「タコマ・ニュース・トリビューン」のグレッグ・ベル記者が「私の妻はこれで泣きそうになった。パパをとても良い気持ちにさせてくれた」と称えた他、米ファンからは「どうしてこの男を好きにならずにいられようか」「なんて男だ」「彼の謙虚さが大好きだ」「一流のインタビューだ」と感動の声が続々と寄せられた。(THE ANSWER編集部)

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