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大谷ドジャース戦で危険シーン 飛んだバットがベンチ強襲 指揮官守った男にX喝采「気をつけろ!」

THE ANSWER / 2024年10月29日 12時30分

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

■ワールドシリーズ第3戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第3戦に「1番・DH」で先発出場した。26日(同27日)の第2戦で走塁中に左肩を負傷。亜脱臼と判明したが、状態を確認したうえでの強行出場となった。試合終盤にはヤンキース選手がスイングしたバットがすっぽ抜けて、ドジャースベンチを“強襲”するシーンが生まれた。

 一気に緊張感が走った。ドジャースが4-0とリードして迎えた7回のヤンキースの攻撃。先頭のアンソニー・ボルペ内野手はドジャース4番手右腕ダニエル・ハドソンの速球に空振り三振となった。しかし、スイングの勢いが余り、すっぽ抜けたバットだけがドジャースベンチ上に飛んでいった。ベンチの屋根を転がり、身をかがめていたデーブ・ロバーツ監督の頭の上に落ちそうになるところを、フィールドコーディネーターのボブ・ゲレン氏が素早くキャッチ。指揮官のピンチを救った。

 ゲレン氏は現役時、捕手としてヤンキースでプレー。WSの大舞台で見せた“キャッチ”の動画を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xが公開。「気を付けろ! ボルぺが三振でバットを飛ばしてしまい、ドジャースのベンチへ」とつづった。

 これには米ファンから「デーブ・ロバーツは大丈夫か?」「ナイスキャッチ!」「漫画みたいだな」「ロバーツの無事を確認しないと」「かなり危ないぞ」と喝采が寄せられている。(THE ANSWER編集部)

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