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「この4試合でベストな打撃」 不振ジャッジのWS初タイムリーに元HR王が復調予言「自信を取り戻す」

THE ANSWER / 2024年10月31日 5時43分

WS第4戦の第5打席に適時打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

■ワールドシリーズ第4戦はヤンキースが勝利

 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第4戦が29日(日本時間30日)にニューヨークで行われ、ヤンキースが、ここまで3連勝中のドジャースに11-4で勝利した。ポストシーズンで不振が続くヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、8回の第5打席に今シリーズ初打点となる左前タイムリー。元ホームラン王は「この4試合の中でベストな打撃だった」と復調を予言している。

 試合前まで12打数1安打、打率.083と低空飛行を続けてきたジャッジについに快音が出た。「3番・DH」で先発出場すると、第4打席までは当たりが出なかったが、10-4と大量リードした8回1死二塁の場面で、甘く入ったスライダーを左前へ運び、ダメ押しのタイムリーを放った。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xは、試合後番組に出演したデービッド・オルティス氏の動画内音声を公開。現役時代は、レッドソックスなどで通算541本塁打を誇り、本塁打王にも輝いた強打者は「ジャッジの最後の打席は……気をつけろ!だ。気をつけろ。彼のこの4試合の中でベストな打撃だった」と、タイムリーを評価した。

 続けて「このことだけで自信を取り戻すこともあるんだ。あれが明日のヤンキースの状態を良くすることになるだろうね」と復調を予言した。3連敗からようやく1勝をあげたヤンキース。奇跡の逆転優勝への鍵は、主砲のバットにかかっている。(THE ANSWER編集部)

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