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渋野日向子、圧巻イーグルも「空回り感があった」 苦しい胸中を明かす「あまり良い感触では…」

THE ANSWER / 2024年11月2日 7時13分

TOTOジャパンクラシックに参戦している渋野日向子【写真:Getty Images】

■TOTOジャパンクラシック

 女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは1日、滋賀県の瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で第2日が行われ、イーブンパーの56位から出た渋野日向子(サントリー)は1イーグル、1バーディー、2ボギーの71で回り、通算1アンダーの58位でホールアウト。18番パー5ではショットインイーグルを奪取して見せ場を作ったが「空回り感はありました」ともどかしい胸中を明かしている。

 インスタートとなった渋野。前日は終盤に出入りの激しいゴルフとなったが、この日は17番まで8連続パー。迎えた18番パー5で魅せた。残り80ヤードから振り抜いた第3打はグリーン右奥に着弾。バックスピンがかかったボールはそのままカップに吸い込まれた。

 圧巻のショットインイーグルが決まった瞬間、渋野は口をあんぐりさせて驚き、すぐに両手を上げて笑顔。ギャラリーから喝采を浴びると、ガッツポーズで応えた。LPGA公式Xが公開した動画にはファンから「スタンドのある18番でこれをやるか」「持ってるなぁ」「すごい」「強烈バックスピン 芝生が燃えるよw」といった反響が寄せられ、渋野本人も「ラッキーでしたね」「見えていない。歓声で分かりました」などと喜んだ。

 とはいえ、ラウンド全体の内容については納得いっていないようで、多くのギャラリーを引き連れてのプレーにも「もうちょっとスコアを出したいですね」「ショットが乗ってもあまり良い感触ではなかったりとか、フェアウェーに行ってもあんまりだなという感じが多かったので、昨日と同様に空回り感がありました」と語った。

 首位の脇元華とは12打差もつけられる苦しい展開。「すごく良い気分でゴルフは出来ているんですが、結果にはつながっていない」と苦しい胸の内も明かした渋野。残り2日間で持ち前の“シブコスマイル”は弾けるのか。(THE ANSWER編集部)

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