「息を呑んでしまった」 フィギュア殿堂入り名手が成長中・20歳松生を絶賛「私はリノが好きだ」
THE ANSWER / 2024年11月2日 21時3分
■GPシリーズ自己最高2位の松生理乃に高評価
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦・スケートカナダで2位に入った20歳の松生理乃(中京大)が、殿堂入りの名手に絶賛されている。ショートプログラム(SP)10位から大逆転。「美しかった。文字通り息を呑んでしまったよ」としている。
松生はフリーで巻き返し、GP自己最高の2位に入るなど成長。その演技に注目したのは世界初の4回転ジャンパー、カナダのカート・ブラウニング氏だ。米国のフィギュアスケーター、ジェニファー・カーク氏とデーブ・リース氏によるYouTube専門チャンネル「ザ・スケーティング・レッスン」に登場。「私はリノが好きだね」と語り、身振り手振りで松生をこう評した。
「美しかった。彼女が一つ動いた時、私は酷く驚いてしまった。オンエア中に文字通り息を呑んでしまったよ」「全ての動きが終わったと思ったら、彼女は足を着けることなく、膝を使ってもう1ターンした。その時は私は……(両手を下げて崇めるようなポーズ)。誰があの振り付けをしたか知らないけど、あれはスマートで素晴らしかった」
ブラウニング氏といえば、1988年世界選手権で国際スケート連盟(ISU)公認大会では初の4回転ジャンプを成功させ、ギネスブックに認定。世界選手権も4度制したフィギュア殿堂入りの伝説的な名手だ。
今回の動画では「振り付けはローリー・ニコルですね」と聞くと、ブラウニング氏は「ローリーね。あの音楽はクリーンなスケーティングが必要だった。しっかり遂行できるスケーターだと思っていないと選ばないタイプの曲だ。欠点が浮き彫りになるからね。しかし、一つもなかった。彼女はアメージングだ」と驚きを隠せない様子だった。
スケートカナダでは坂本花織(シスメックス)が優勝し、吉田陽菜(木下アカデミー)が3位に。GPシリーズで日本の女子が表彰台を独占したのは、2008年NHK杯の浅田真央、鈴木明子、中野友加里以来(コロナ禍だった2020年NHK杯を除く)となる快挙だった。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
坂本花織が連覇 女子日本勢が表彰台独占 スケートカナダ
AFPBB News / 2024年10月27日 10時48分
-
松生理乃、192・16点で大逆転2位 失意のSP10位からフリーは意地のノーミス
スポニチアネックス / 2024年10月27日 9時9分
-
坂本花織、合計201・21点で優勝 松生理乃2位、吉田陽菜3位 GPスケートカナダは日本女子が表彰台独占
スポーツ報知 / 2024年10月27日 9時3分
-
松生理乃、ノーミス演技で192・16点 ミス続いたSPから巻き返して笑顔
スポニチアネックス / 2024年10月27日 8時8分
-
坂本花織、74・97点で首位発進 4位吉田陽菜、10位松生理乃 GP第2戦スケートカナダ)
スポニチアネックス / 2024年10月26日 9時1分
ランキング
-
1藤田菜七子「電撃引退」による競馬界の影響は…。女性騎手「ドミノ倒しの危機」の可能性も
日刊SPA! / 2024年11月2日 15時54分
-
2日本シリーズ第6戦雨天中止にSNS「早く決めてくれて助かる」「もっと早く発表してよ」などの声
iza(イザ!) / 2024年11月2日 14時28分
-
334歳キアマイヤー、現役引退を表明「ドジャースありがとう」 GG賞4度の名手
Full-Count / 2024年11月2日 7時33分
-
4大谷翔平の英語スピーチが絶賛されるワケ 伝説OBが感心した咄嗟の“対応力”
Full-Count / 2024年11月2日 12時58分
-
5大会得点王の新潟・長倉はPK失敗に号泣 表彰式でも涙止まらず「彼がいたからここまで来れた」と気遣う声
スポニチアネックス / 2024年11月2日 16時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください