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角田裕毅の激走に海外実況が絶叫「なんてことだ!」 声裏返す大興奮ぶりにX感激「号泣した」

THE ANSWER / 2024年11月4日 16時33分

F1サンパウロGP、8戦ぶり今季8度目の入賞を果たした角田裕毅【写真:Getty Images】

■F1サンパウロGP

 自動車レース・F1サンパウロGPは現地3日にブラジルの同地で予選と決勝が行われ、角田裕毅(RB)は午前に行われた予選で自己最高となる3番グリッドを獲得。決勝では不運も重なって7位に順位を下げてのフィニッシュとなったが、7月のハンガリーGP以来、8戦ぶり今季8度目の入賞を果たした。予選では悪コンディションの中で激走し、海外実況も大興奮。F1公式が動画を公開すると、ファンからも「号泣してしまった」「正気じゃない」といった反響が寄せられていた。

 現地2日に行われる予定だった予選が、悪天候のため決勝当日の午前に変更。それでも雨の影響は色濃く、Q2ではクラッシュでの赤旗中断で残り時間がキャンセルとなったことで、ポイントリーダーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が敗退という番狂わせも起こった。

 そんな中で、上位をにぎわせたのがRB勢。水が浮くコースにアタックした角田のマシンは、水しぶきを上げながら疾走した。好ラップを刻む姿に海外の英語実況は「ツノダは今とてもプッシュをかけて、全力を尽くしている」と激走を予感。すると、先にタイムアタックに入っていた同僚のリアム・ローソンの走りを見て「ローソンがまさかのトップ3に入るかもしれない! いや、先頭だってありえるぞ! ユウキ・ツノダはそれよりもさらに速く走っている! これは注目に値するぞ!」とヒートアップした。

 ローソンはノリスに次ぐ1分24秒945で2位に浮上。実況は「ローソンが2位に! 並外れている!」と叫んだが、背後から角田のマシンが迫っていることを確認すると「しかし、それが並外れたことだと思ったら、ユウキ・ツノダが霧から出てくるのを待ってくれ!」とさらに声のトーンを上げた。ローソンのマシンが上げた水しぶきの中から現れた角田のタイムは、ローソンを上回る1分24秒092。2位に入り、実況は「ああ、なんてことだ!」と声を裏返して絶叫した。

 目まぐるしく順位が入れ替わる展開に、実況は「私はたった今目撃したことが信じられません!」と息も絶え絶え。この一連の流れを伝えた動画をF1公式Xが公開し「予選の劇的なファイナルの瞬間」「F1は非現実的だ」とつづると、海外ファンは「ファンタスティック」「なんて予選だ」「ユウキが霧の中から現れるのが…美しい」「正気じゃない。ツノダ、よくやった」と興奮。日本のファンも「これ観てて号泣してしまった」「実況のテンションがたまらん!!」と感激していた。

 角田は結局自己最高となる3番手タイムをマーク。ローソンも5番手とRBにとっては絶好の位置でのグリッドを獲得したが、決勝はクラッシュによる赤旗中断などの影響でともに順位を下げ、角田は7位、ローソンは9位でのチェッカーとなった。(THE ANSWER編集部)

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