ヤンキースよりも「あれこそワールドシリーズ」 ロバーツ監督が激白…「最高」と絶賛したチーム
THE ANSWER / 2024年11月6日 7時13分
■レギュラーシーズンは5勝8敗で負け越し
大谷翔平投手が所属する米大リーグのドジャースは今季、ナ・リーグ西地区優勝からプレーオフを勝ち進み、ワールドシリーズでもヤンキースを倒して世界一に輝いた。デーブ・ロバーツ監督は約1か月に及ぶプレーオフの激闘を振り返り「最高のチームだと感じた」と、最も苦戦した相手を称えている。
4日(日本時間5日)に米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」で公開された、ムーキー・ベッツ内野手が司会を務める番組「On Base with Mookie Betts」にロバーツ監督がゲスト出演した。ベッツの「彼ら(パドレス)は一年中我々を負かしてきた。それについてどう思う?」という問いに「私の考えでは、あれがワールドシリーズだった。ポストシーズンが始まった瞬間、彼らは最高のチームだと感じた」と激闘を繰り広げたパドレスに賛辞を送った。
ドジャースとの地区シリーズは10月5日(同6日)に開幕し、初戦から激戦となった。初回パドレスに3点を先制されたドジャースは2回に大谷の3ランで追いついたものの、その後も点の取り合いになり、何とか7-5で勝利した。第2戦はダルビッシュに7回1失点の好投を許し、2-10で大敗。場所をサンディエゴに移しての2試合は1勝1敗で、ロサンゼルスへ戻ってきた。
11日(同12日)の第5戦で、再びドジャースに立ちはだかったのはダルビッシュ。2回にキケ・ヘルナンデス、7回にテオスカー・ヘルナンデスにソロ本塁打が飛び出し、この得点を守り切って2-0の辛勝。3勝2敗でこのシリーズを勝ち抜いた。熱い戦いを反映してか、パドレスのタティスJr.に向かってドジャースタジアムのスタンドから物が投げ込まれ、ファンに対して煽り返す騒動など場内が騒然とする場面も多かった。
レギュラーシーズンでは5勝8敗と負け越していたため、ロバーツ監督は警戒していた様子。「私たちと対戦するとき、新鮮さやすべての要素がなくなっていた。彼らは恐れていなかった。彼らにはレギュラーシーズンで負かされていたし、彼らはハングリーだった。特に短期決戦では、最大の挑戦になると思っていた」と振り返っていた。(THE ANSWER編集部)
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