三浦「え、なに?」木原「んぇ?!」 首位発進りくりゅうが取材でほのぼの掛け合い「だって過去の…」報道陣も笑顔【フィギュアNHK杯】
THE ANSWER / 2024年11月8日 16時33分
■GPシリーズ第4戦・NHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は8日、東京・代々木第一体育館でペアのショートプログラム(SP)が行われた。23年世界選手権優勝の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は71.90点をマーク。ミスもありながら首位スタートを切った。1年7か月ぶりに日本での競技会に出場。取材では、笑顔の掛け合いも見せた。
ペアの名前が呼ばれると、日の丸が揺れる代々木でこの日一番の歓声が沸き起こった。久々の日本での演技。高さのあるトリプルツイストを見事に決めたが、サイドバイサイドで三浦の着氷が乱れる。スロートリプルルッツを決めるなど流石の滑りを披露したが、フィニッシュ後は三浦が首を傾げる場面も。それでも2年ぶり出場となった今大会で首位発進を決めた。
木原は「たくさんの観客の皆さんが足を運んでくださり、りくりゅうタオルをたくさん掲げてくれていた。凄く前から勇気をもらえて、頑張れたと思う」と感謝を口にし、三浦も「ミスがあったんですけど、リカバリーをきちんとできたので、その点はよかった」と話した。
GPシリーズ第1戦のスケートアメリカで優勝。当時マークした77.79点には届かなかった。三浦は「点数を目標にしているわけではないので……(木原と顔を見合わせて)え、なに?」とリアクション。これに木原はちょっぴりおどけながら「んぇ?! 点数も目標にしてない?」と“ツッコミ”を入れた。
「だって過去の自分たちに勝つって言っているから。フリーはフリーで超えればいいんでしょ?」(木原)
「ああ、そういうことね」(三浦)
笑顔で掛け合いを見せ、報道陣も笑いで包んだ2人。木原は「ショートはショートで終わっちゃったので、切り替えて明日フリーではスケートアメリカの点数を超えること。トータルで前回の点数に届けばいいかなと思います」と話し、三浦も「日本でフリープログラムをお見せするのは明日が初めて。純粋に楽しみたい」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)
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