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物憂げ視線で人気爆発、チェコ代表イケメン19歳の本音「顔だけじゃなく…」 侍J相手に証明したい“真価”

THE ANSWER / 2024年11月9日 14時3分

赤いヘアバンドもトレードマーク、日本でも人気沸騰が予想されるバンク【写真:羽鳥慶太】

■初めてフル代表で投げるオンジェイ・バンクは台湾で大人気に

 野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」は9日、名古屋市のバンテリンドームで第1戦を行う。日本代表「侍ジャパン」と対戦するチェコ代表には、昨春躍進したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でプレーした主力のほかに、未来を担う若手選手も参加。その中に、日本での人気沸騰が予想される選手がいる。弱冠19歳のオンジェイ・バンク投手は、来日に先立って訪れた台湾でSNSを中心に大人気となったのだ。

 バンクの人気に火が付いたのは、3日に台北ドームで行われた台湾代表戦だった。1回2失点だったものの、三振を奪って降板する際、帽子を脱いで見せた“物憂げ”な表情から火が付き、SNSを通じて人気が拡散。これまでもU-12、U-18代表で台湾を訪れており、今回が3回目。すでに女性の“追っかけ”ファンもついているのだという。試合翌日に台北の名所「龍山寺」を訪れた際にはテレビカメラに囲まれた。

 ただ、当のバンクは少々困惑気味だ。「顔だけじゃなく、実力的な人気も付いてくるといいんですけど……」と、あくまで野球で注目されたいと願っている。最速90マイル(約144.8キロ)を記録するストレートと、スライダーやシンカーなどの変化球をテンポ良く投げ込むスタイルでアピールしたいという。

 昨春のWBCは、チェコでテレビで見ていた。「最初はどうなるか心配していたけれど、最初の中国戦に勝てて勢いがついたと思う。日本戦は残念だったね。でもその後、代表チームが日本で大人気になったのは知っています」。7日には、バンテリンドームに隣接するイオンモールで日本製グラブを2つもお買い上げ。チェコ野球の発展ぶりを示す機会に、全力を尽くす。(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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