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「悔しいけど…」 安田祐香、土壇場18番で痛恨池ポチャ…V争い脱落の2位「ちょっとつかまって」

THE ANSWER / 2024年11月10日 15時10分

安田祐香【写真:Getty Images】

■伊藤園レディス

 女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは10日、千葉・グレートアイランドC(6769ヤード、パー72)で最終日が行われた。4位で出た28歳・山内日菜子(ライク)が逆転で通算14アンダーとし、今季ツアー初勝利。一時は7人がトップに並ぶ大混戦の中、首位で出た安田祐香(NEC)は最終18番で池に入れ、12アンダーで無念の2位だった。

 安田は出だしの1番でバーディーを奪う幸先の良いスタート。終盤は7人が11アンダーで並ぶ大混戦となった。山内が15番のバーディーで抜け出すと、最終組の安田も15番の3打目を“ベタピン”でバーディー。最終組の1つ前を回る山内が17番のグリーンエッジからバーディーを奪って抜け出した。追う安田は18番パー4の第2打もピンを狙って強気に攻めたが、池に落ちてしまった。

 最後にボギーを叩き、約2か月ぶりのツアー通算2勝目はならず。ラウンド後は「いいスタートを切れたんですけど、前半で1メートルぐらいのパットを2回外してしまった」と4、8番に悔いが残ったラウンド。最終18番は攻めた結果、痛恨の池ポチャとなり「もうスコアは大体わかっていたので、右からバーディパットでもよかったんですけど、ちょっとつかまっちゃって」と唇を噛んだ。

 今の心境を問われ「悔しいのは大きいですけど、この1か月ぐらい凄くいいゴルフができたので、手応えがあったかなと」と敗戦の中でも成長を実感。メルセデス・ランク16位に躍進した今季は残り2試合に出場できる。「この状態だと凄くいいと思うので、続けてあと2試合頑張りたいなと思います」と前を向いた。(THE ANSWER編集部)

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