36歳になった元NPB助っ人、プレミア米代表で来日決定 歓喜の声「将軍やないか!!」「来るの？」

前回のプレミア12では4位だった米国代表（写真は2019年撮影）【写真：Getty Images】

■ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12

　野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は日本時間15日、メキシコのチャロス・デ・ハリスコでオープニングラウンド・グループAの米国―メキシコ戦が行われ、米国が12-2で7回コールド勝ち。東京ドームで行われるスーパーラウンド進出を決めた。歓喜に沸くベンチの中には日本の野球ファンにお馴染みの顔が。「将軍やないか!!」と反響が広がっている。

「US」の帽子を誇らしげに指差した。メキシコとのオープニングラウンド最終戦に12-2で快勝し、グループ2位でスーパーラウンド進出を決めた米国代表。歓喜に沸くベンチではテルマー・ジョンソン内野手らが「俺たちがアメリカだ！　東京に行くぞ！」とカメラに向かって絶叫した。その後ろに興奮した様子で登場したのが、元DeNAのスペンサー・パットン投手だった。

　2017年から2020年まで4年間DeNAでプレー。救援投手として219試合に登板し、「将軍」というニックネームでも愛された。2021年はレンジャーズでMLBに復帰し、42試合に登板。今季はメキシカンリーグのタバスコでプレーした。今大会は3試合に登板し、3回2安打4奪三振で無失点と安定した投球を続けている。

　野球米国代表の公式Xが「俺たちは東京に行くぞ！」と記して映像を公開。36歳になった懐かしい元NPB戦士を見つけた日本人ファンから「パットンさん来るの？　嬉しい～」「SHOGUN!!」「パットン！」「パットンが東京ドームに戻ってくる」「おかえりパットン！」「日本相手に投げて欲しいなあ」「将軍やないか!!」「来日を待ってるよ」と楽しみにする声が続出した。

　オープニングラウンドは各グループの上位2チームがスーパーラウンドに駒を進める。グループAはベネズエラが1位、米国が2位で突破。日本が入ったグループBは18日まで行われる。スーパーラウンドは21日、東京ドームで開幕する。（THE ANSWER編集部）