「強すぎる」 中国サッカー評論家が名指しで脱帽した日本のアタッカー「2人で守っても…」
THE ANSWER / 2024年11月20日 11時33分
■2026年北中米W杯アジア最終予選
サッカー日本代表は19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国に3-1で勝利。勝ち点を16に伸ばし、次節にもW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方、アモイ白鷺体育場で完全ホームの状況を作り上げた中国代表は、最終予選で日本に事実上“初失点”を味わわせる貴重なゴールを奪って歓喜の渦。中国の著名な評論家はこの得点の価値を強調したものの、全体の内容については「どうにも押しとどめようがなかった」と日本の強さに舌を巻いている。
ここまで5戦負けなし(4勝1分け)でC組首位を独走する日本を迎え撃った中国。前半39分にFW小川航基の得点で先制され、同アディショナルタイム6分にDF板倉滉に追加点を献上した。だが後半開始早々に反撃し、3分にリン・リャンミンがゴール。日本はここまでの5試合での失点がオーストラリア戦のオウンゴールだけで、流れからの失点は初ということもあり、スタンドの中国サポーターは狂喜乱舞した。
中国公共放送「CCTV」の元スポーツ番組アナウンサーで、中国版SNS・ウェイボーでフォロワー1417万人を誇るサッカー解説者の韓喬生氏も「中国が日本から奪ったゴールは、なんと日本相手の5年ぶりのゴールだった! そのうえ、今回のW杯アジア予選で日本が被った真の失点がこの1点でもあった。日本は今回、オーストラリアに得点されているが、あれはオウンゴールだった。前回0-7で日本に敗れたあの『完全降伏』の試合に比べると、中国は今回ずっとマシな戦いをした」と評価した。
とはいえ、試合内容については「伊東純也のサイドは強すぎる。中国は2人で守りにいってもどうにも押しとどめようがなかった」と、伊東と久保建英が好連係を見せた日本の右サイドに脱帽。「もちろん、何と言っても最も大きな問題は2つのセットプレーの守備で、あれはあまりにもあまりにも巨大なミスだった」と勝負どころでの失点に厳しい見方を示した。(THE ANSWER編集部)
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