「遠すぎる」 公安警察に囲まれた日本サポ、中国の“アウェーの洗礼”が「厳しすぎる」とX話題
THE ANSWER / 2024年11月20日 13時33分
■2026年北中米W杯アジア最終予選
サッカー日本代表は19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国に3-1で勝利。勝ち点を16に伸ばし、来年3月に行われる次節にもW杯出場が決まる可能性が出てきた。完全アウェーとなった中国・アモイ白鷺体育場で、日本選手たちは“嫌がらせ”やサポーターの非紳士的行為などにも苦しめられた。日本サポーターにも浴びせられた“アウェーの洗礼”。ネット上でその様子が拡散されると、ファンから「洗礼どころの話じゃない」「中国ってやれること全部やってくる」といった声が上がっている。
完全に追いやられた。試合前から熱気を帯びていたスタジアムは、キックオフ5時間前から地元サポーターグループが集結し、スタンド内でマフラーを使った集団練習を実施。一方、日本のサポーターはバックスタンドの3階席の一角に集められた。しかも公安警察が周囲を取り囲むという物々しい雰囲気。陸上のトラックも併設されているためにピッチまでの距離はかなり遠かった。
DAZN(ダゾーン)JAPAN公式Xが動画を公開。「日本サポーター専用通路から公安警察に囲まれた座席へ」などとつづられているように、試合前から厳戒態勢が敷かれていたようだ。
ネット上のファンからは「中国のアウェーって毎回こんな感じだよな」「アウェイの洗礼厳しすぎて草」「遠すぎるやろ、アウェイの洗礼どころの話じゃないやん笑笑」「中国っていくら批判されるような内容でもやれること全部やってくるよな」「これはFIFAの規約でアウトなとこないの?」といった声が広がっている。
一方で「最近事件多すぎて人が集まるとこ行くの怖いと思ったけど、流石にそうだよな、国際試合でアウェー国のサポが刺されたらそれこそ国際問題か…」「まあ一階に陣取ると上から物飛んでくるしな」「洗礼というより安全にしっかりと配慮している」など、中国側の警護の事情を汲み取った意見も上がっている。
試合前の国歌斉唱では日本の「君が代」が流れる間に中国サポーターが大ブーイング。試合中にはGK鈴木彩艶らの顔に緑の光が当てられ、レーザーポインターによる妨害ではないかとX上でトレンドに上がった。さらに前半33分頃には乱入者がピッチ上に現れ、警備員に取り押さえられるハプニングも。決して「洗礼」の言葉だけで済ましてはいけない“事件”が多発する中、日本サポーターも戦い抜いた一戦だった。(THE ANSWER編集部)
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